竹富島の歩き方

珊瑚の砂の小径に色鮮やかな南国の花々が美しい竹富の集落

珊瑚の砂の小径に色鮮やかな南国の花々が美しい竹富の集落

石垣島離島ターミナルから、船で約10分。距離にして5.5km。石垣島から一番近い八重山の離島が竹富島です。風情溢れる赤瓦の屋根。白砂を敷き詰めた小路を行く牛車。石垣の塀を彩る風に揺れる色鮮やかなブーゲンビリアの花々。あちらこちらの屋根の上から個性豊かなシーサーが集落を見下ろしている姿に、思わずほっこりと見ているこちらの表情も和らぎます。

そんな沖縄の原風景ともいえる竹富島の集落の風景は、そこだけまるで時間が止まってしまったかのよう。八重山の離島の中でも特に観光に力を入れている竹富島は、いつでも旅人を優しく迎え入れてくれる島です。今回は、そんな竹富島の基本観光情報についてお話しますね。

竹富島へのアクセス方法についてはこちら

島内の交通手段

竹富島観光といえば、自転車です。島の周囲は約9.2kmと小さな島ではありますが、歩いて廻るのはさすがにちょっと無理。竹富島を訪れる観光客のほとんどがレンタサイクルを利用して島を廻っています。事前に宿を取っての訪島なら、港まで宿の人が迎えに来てくれるのでまずは宿へ行ってから自転車を借りるのがよいでしょう。日帰りでの観光の場合、船の着く竹富港から集落までは徒歩15分ほどの距離。港のそばにも1軒レンタサイクル屋さんがありますが、数に限りがあるため集落まで行って借りてくださいと言われることもしばしば。

港から集落までは時間帯により竹富島交通のバスが出ていますが、本数が多くないのでタイミングよく到着しなかった場合、とりあえず歩くことになります。集落まで行けばいくつかレンタサイクル屋さんがあるので、そこで自転車を借りて、帰りの船の便まで島内観光を楽しんでください。竹富島の集落の中は珊瑚の白砂を敷き詰めた道が多く、自転車の車輪が食い込んでしまうので、正直に言って運転はしづらいです。勢い余ると思わず転んでしますので、焦らずゆっくりと、島観光をお楽しみくださいね。

■レンタサイクル情報
新田観光 0980-85-2103
嶺本サイクル 0980-85-2166
丸八 0980-85-2260
友利 0980-85-2305

■島内観光バス情報
竹富島交通 0980-85-2154
島内を約50分でまわる観光バスもあり。船の時間に合わせ出発。要予約。大人1000円 小人500円


竹富島の観光ポイント

■なごみの塔
なごみの塔の上から眺めた竹富の集落。絵になる風景です

なごみの塔の上から眺めた竹富の集落。絵になる風景です

集落の中心、赤山公園にある竹富島観光名所の塔です。塔の上からは白砂に赤瓦が美しい竹富の集落を見渡すことができ、よく竹富島の紹介としてここから写した写真が使われています。塔はなかなか急なので、昇り降りには注意。
地図:Yahoo!地図情報

■水牛車観光
集落を歩いているとこんな風景に出会うことも

集落を歩いているとこんな風景に出会うことも

竹富島の一番人気の観光といえば、この水牛車に乗っての集落観光。誰もが竹富島を訪れたら一度は体験するのではないでしょうか。水牛に引かれた車でゆっくりと集落を見てまわります。

白砂に揺れるブーゲンビリアの花がとても印象的。案内のおじさんは島の説明だけでなく、三線や歌で八重山情緒を盛り上げてくれます。まるで昔の島の風景にタイムスリップしてしまったような気分で竹富島を楽しめます。

新田観光
所要時間:約30分
TEL:0980-85-2103
料金:大人1200円 小人600円(新田荘宿泊者には割引有)

■コンドイビーチ
どこまでも続くエメラルドグリーンの海が眩しいゴンドイビーチ

どこまでも続くペパーミントグリーンの海が眩しいゴンドイビーチ

竹富島唯一の海水浴場。どこまでも続くペパーミントグリーン色のソーダ水みたいな海がとっても絵になるビーチです。遠浅で波もとっても穏やかなので小さい子供でも安心して遊べるので家族連れにオススメ。ただ大潮時には干潮で潮がひいてしまうとちょっと泳ぐには厳しい。5月~10月の夏のシーズンには出店があるので、飲み物や軽い食事も購入できて便利。浮き輪などマリングッズレンタルも可能です。トイレ、シャワー完備。
地図:Yahoo!地図情報

■カイジ浜
星砂で有名なカイジ浜。この浜にはたくさんの猫の姿も

竹富の重要な観光ポイントである星砂の浜。まったりと午後を過ごすのにオススメ

星の砂で有名なカイジ浜。いつもたくさんの猫たちがのんびりと木陰でお昼寝している長閑な浜です。手のひらの上に砂を広げてみると、いくつか星の砂を見つけることができますよ。
地図:Yahoo!地図情報

■西桟橋
夕暮れ時にはたくさんの夕陽待ちの人で集まる西桟橋

今は使われなくなった西桟橋。夕暮れ時にはたくさんの人が集まります

竹富島の夕陽スポットです。昼間は静かな桟橋跡ですが、夕暮れ時になるとどこからともなく各宿の宿泊客たちの姿が集まり桟橋の上は夕陽待ちの人々でいっぱいになります。西桟橋から見る夕陽の美しさは島に泊まった人だけが体験できるもの。同じく夜には星を見るポイントともなってます。
地図:Yahoo!地図情報

■アイヤル浜
人気も少なく静かなアイヤル浜。潮の流れが早いので注意のこと

人気も少なく静かなアイヤル浜。潮の流れが早いので注意のこと

島の東側にあるビーチ。トイレ、シャワーなどの設備はありませんが、ゆっくりと海を眺めるには最適。集落からアイヤル浜へ抜ける細い小径は通称“蝶の道”と呼ばれています。お天気がよい日には、小径を埋め尽くすようにふわふわと舞ういろいろな種類の蝶の姿に出会うことができます。
地図:Yahoo!地図情報

■竹富島ゆがふ館
港のすぐそばになる島の自然、文化、芸能などを紹介・展示するビジターセンターです。島のおじいやおばあが案内人となって島を探索するガイドサイービスも行っています(大人3500円、小人1750円。当日朝9時までに予約のこと)。

住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富
TEL:0980-85-2488
開館時間:8:00~17:00 入場無料 台風時休
地図:Yahoo!地図情報


竹富島で食べる

日帰りの観光客だけでなく八重山の離島の中では群を抜いて宿数も多い竹富島は食事をするお店もそれなりに充実しています。近年の離島ブームも手伝ってか、新しいお店もどんどん増えています。お洒落系のカフェやバーなんかもでき、ますますお店選びが楽しくなった竹富島。そんな竹富島での食べる情報を紹介しますね。

そば処 竹の子
集落を散策しているとパッと目につく外観の竹の子

集落を散策しているとパッと目につく外観の竹の子

竹富島で人気の老舗そばやさん。観光シーズンのお昼時は混んでいることもしばしば。そばの他にもカレーやトンカツといったメニューもあり、暑い日に嬉しいかき氷も各フレーバーが揃っています。

住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富101-1
TEL:0980-85-2251
営業時間:10:30~16:00、18:30~24:00(L.O.22:30)
地図:Yahoo!地図情報

■グリルガーデンたるりや
グリーン溢れる庭先でほっこりとした島時間を過ごしてみてはいかが

グリーン溢れる庭先でほっこりとした島時間を過ごしてみてはいかが?

庭先に並べられたテーブルがなんとも心地よい雰囲気のお食事やさん。こちらのお店の看板メニューは普通のそばよりもつるりとした冷たい縄文そば。もちろん八重山そばやゴーヤちゃんぷるーといった沖縄メニューもありますよ。他にもカキフライや車海老のフライなどおつまみメニューもあり、美味しいと評判。お食事に、居酒屋風にと使い勝手がよいお店です。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富384
TEL:0980-85-2925
営業時間:10:00~16:30、18:30~24:00 雨天時休
地図:Yahoo!地図情報

■たきどぅん
なごみの塔近くにあるさーたーあんだぎーとアイスキャンディーが美味と有名な売店。人気の秘訣は素朴な味わいのお菓子と親切なおばあの人柄でしょう。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富435
地図:Yahoo!地図情報

■パーラーぱいぬ島
さらさらふわふわのかき氷が絶品と人気のお店。かき氷の他、ぜんさい、ソフトクリームなど甘いもの全般定評があります。竹富島散策の途中、ちょっと冷たい甘いものが欲しくなったらぜひ。

住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富417
TEL:0980-85-2505
営業時間:10:00~17:30
地図:Yahoo!地図情報

■ヴィラ別邸
ヴィラたけとみに併設されたレストラン。竹富島では珍しく主に洋食メニューを主体とし、宿泊者でなくとも利用可能です。宿自体ちょっと高級感漂うリゾートなので、静かに食事をしたいという人にオススメです。また長い離島の旅で洋食が恋しくなったときにも使えますよ。
住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富1493 
TEL:090-7156-2431(宿と共通)
営業時間:11:30~14:30、19:00~23:00 水曜休
地図:Yahoo!地図情報

■Haaya Nagomi-cafe
なごみの塔のすぐそばにある竹富島では珍しい2階建の建物の2階にあるカフェ。窓際の席からの眺めが気持ちいい人気の素敵カフェです。サーターアンダギーや紅いもを使ったスイーツの他、そばやちゃんぷるーといったお食事メニューもあります。竹富島散策の途中にどうぞ。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富379
TEL:0980-85-2253
営業時間:10:00~17:00、19:00~20:00 不定休
地図:Yahoo!地図情報

■竹富‘s Bar Take-to-Me
ゲストハウスジュテームに隣接されたバー。Take to Meとタケトミをかけたネーミングがしゃれています。ビール、カクテル、泡盛など飲み物メニューも豊富に揃う竹富島に泊まらないと体験できない竹富のバーです。

住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富321-2
営業時間:19:00~23:30 不定休
地図:Yahoo!地図情報


竹富島では郵便局もこんなに島風情。思わず旅先からポストカードを送りたくなるかも

竹富島では郵便局もこんなに島風情。思わず旅先からポストカードを送りたくなるかも

八重山の離島を旅する人がはじめて竹富島を訪れた時、みな大小の差こそあれそれぞれに感動とか感慨といった印象をこの島に対して持つのではないでしょうか。石垣島から船でたったの10分。その距離にあるのがこんなに静かで美しい情緒溢れる島なのだということに。ガイドは竹富島が観光客に人気で、この島に多くのリピーターが存在するのも大きくは島の人々の努力によるところだと思います。竹富島の集落が今も赤瓦の屋根の景観を保っているのは、島の人々が竹富島の景観を守ろうという意志でそれを行っているからだし、珊瑚の真っ白な砂の小径が美しく保たれているのは、毎朝島の住人が小径を整えてくれているからです。

これは竹富島だけに限ったことではありませんが、観光客を優しく迎え入れてくれる島の自然と島の人々に、私たち観光客はいつも感謝の気持ちを持って島を訪れることに対して謙虚な気持ちでいたいものですね。

そして、沖縄の離島の中でももっとも観光で地域活性を成功させた例として注目を浴びる竹富島は、きっとこれからもまだまだ観光地としての充実を見せるのではないでしょうか。行くたびに新しいお店が増えるのも頷けます。石垣島からの近さと観光地としての歴史の長さが合わさって、竹富島は他の八重山の島と比べてもずいぶん旅しやすい島だとも言えます。「離島の旅ははじめて」という人であれば、まずは竹富島から始めてみるのもよいかもしれませんね。そして、気に入ればぜひリピーターとなって再度訪れてみてはいかがでしょうか。

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