八重山の離島を巡る旅

この海の色をひとめ見るためだけにでも十分訪れる価値がある八重山の島々

この美しいコバルトブルーの海に点々と浮かぶ八重山の島々

沖縄県は東から西まで1000km、南北では400kmと広大な県域を持つ地域。ついついひとまとめにしてしまいそうになりますが、広い海域の中に点々と島々が浮かぶ地理の沖縄には、同じ県内であっても島によって言葉や風土が異なる文化が息づいているのです。

そんな沖縄にあって、石垣島をはじめ日本の一番南に位置する最南端の波照間島、最西端の与那国島、国の天然記念物イリオモテヤマネコでも知られる西表島、鳩間島、竹富島、小浜島、黒島を含む八重山諸島は、沖縄本島とはまた違う八重山文化が育まれた地。

八重山の島々はどこもが一つひとつ異なった魅力に溢れ、私たち旅行者を魅了します。面白いことに八重山に魅了された旅行者は、必ずまた八重山に戻るのですよ。沖縄好きな旅行者の中でも、リピーターに圧倒的な人気を誇るのも、この八重山の離島。毎年決まった時期になると石垣島を拠点に島から島へと渡り歩く“離島の旅”スタイルで八重山を訪れる旅行者も少なくありません。今回は限られた日数と予算の中で最大限に八重山の旅を楽しんでもらえるよう、まずは八重山の旅の仕方を全体的にお話しましょう。

八重山の島々へのアクセス方法

八重山の島々への旅の発着となるのはここ石垣島離島ターミナル

八重山の島々への旅の発着となるのはここ石垣港離島ターミナル

一日中忙しく各島行きの船が発着する船乗り場

一日中忙しく各島行きの船が発着する船乗り場

八重山の島々への旅の玄関口となるのが石垣島です。八重山の離島を目指す旅行者はまず飛行機で石垣空港へと降り立ち、そこから各島へ毎日離島ターミナルから発着している船便を使って渡ることになります。所用時間は一番近い竹富島で10分。遠い波照間島へは高速船で約1時間、フェリーで2時間が目安。

島によって異なりますが、どの島へも1日数便が運行されています。国境の国、与那国島のみ毎日でなく週2回フェリーが運行されていて、所要時間は片道約4時間半。なかなかの長時間の船旅となります。与那国島へは空の便もあるので、時間が限られた旅行者にはこちらのほうが一般的と言えるかもしれません。

石垣島からJTA便が1日1往復、RAC便が週4往復、那覇からもRAC便が週に4往復運行されています(2010年7月現在)。どの船も基本的に特に予約の必要はなく、当日離島ターミナルで乗りたい船のチケットを購入すればOK。船の発着時間は季節や海の状況によって変更になることも多いので、必ず事前に確認してくださいね。

■運行会社
安栄観光
八重山観光フェリー
石垣島ドリーム観光(株)
JTA日本トランスオーシャン航空
RAC琉球エアーコミューター

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