フィンランド/フィンランド基本情報

福岡からも就航! フィンランドへのアクセス・航空券(2ページ目)

日本からフィンランドの首都ヘルシンキへのフライトは、やはり直行便の利用が快適で効率的。成田からはJAL(日本航空)が、成田・関空・中部からはフィンエアーが、毎日直行便を運航しています。2016年5月からは福岡便も週3便運行。シーズンで大きく価格が変動する航空券の、賢い選び方と各航空会社の特色を紹介します!

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド

フィンエアーは、機内からフィンランド旅情に浸りたい人にぴったり

機内食

フィンエアーのビジネスクラスの機内食提供時には、マリメッコの色鮮やかな急須や食器にお目にかかれる

2016年5月現在、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港の全3空港から毎日、そして福岡空港からは週3便、ヘルシンキとの間の直行便を運航しているフィンエアー。歴史ある優良航空会社としても世界的に有名で、例年各所でベストエアライン賞の受賞やノミネートを受けています。日本路線では、日本人の客室乗務員がサポートしてくれるので言語面でも安心。2016年5月より運行開始した福岡便は、九州から唯一の欧州便として注目されています。

日本を午前中に出発し、時差を差し引いて同日の15時頃には現地に到着します。つまり到着後も無理ない時間に次の乗り継ぎやホテルへのチェックインができ、さらに白夜の訪れる夏場には、ホテルで一息ついてからさっそく市街散策も始められます。復便は、夕方に現地を出発して翌朝に日本の各都市に到着。最終日もお昼すぎまではヘルシンキ市内での自由行動が可能というわけです。

機内食2

エコノミークラスでも、ドリンクや軽食に添えられる紙コップや紙ナプキンはすべてマリメッコデザイン!

フィンエアーの魅力は、飛行機のなかからすでに「フィンランド旅情」に浸れること。例えば飲食物の提供時に使われる紙コップや紙ナプキンは、なんとフィンランドの人気テキスタイルブランド、マリメッコのオリジナルデザイン。運が良ければ、機体自体もマリメッコの柄でラッピングされた飛行機に乗り込めることも! 機内での免税品販売でも、ムーミングッズやフィンランドデザイン商品が目白押しなので、カタログや機内誌を眺めているだけでもまもなく始まるフィンランド旅行への期待が膨らみますね。機内食でも、フィンランド国産メーカーの食品やビール、フィンランド人が日常的に食べている軽食などを味わうことができます。

通常のエコノミークラスの場合、無料で預けられる荷物は最大23kgを1つまで(ビジネスクラスでは最大3個まで可)。機内持ち込み手荷物の規定についてはサイトでご確認ください。


JALは、預け荷物が最大2個までOK!お土産を買い込んでも安心

ボーイング787

2013年より成田空港からヘルシンキ・ヴァンター空港への直行便を開始したJAL。機体は最新設備の整ったボーイング787

2013年から成田・ヘルシンキ間の直行便の運行を開始したJALは、なんといっても日本の会社ならではの行き届いたおもてなしサービスが、旅行客を癒してくれます。エコノミークラスの機内食は、和テイストのお食事や日本の有名ファストフード店とのコラボレーションメニューなどが出され、フリードリンクのメニューには日本酒や梅酒まで。機内エンターテインメントでは、映画、日本で人気のドラマやバラエティ、さらにはボーイング787のみに導入の電子漫画「SKY MANGA」を見られるので、退屈しません。トイレに歯ブラシや温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」が設置されているのにもほっとします。USBポートや、自身で照度を調節可能な窓の電子シェードなど、ハイテク技術も満載のボーイング787の乗り心地も、ぜひ楽しみたいところ。

JAL機内食

エコノミークラス機内食イメージ 

運航スケジュールはフィンエアーとあまり変わらず、日本を午前中に出発し、時差を差し引いて同日の午後3時頃には現地に到着。復便は、夕方に現地を出発して翌朝に日本の各都市に到着するので、到着日も最終日も時間を有効に使うことができます。

またJALのフライトならではの嬉しいポイントは、エコノミークラスでも最大23kgの荷物を最大2つまで無料預け荷物にできること。特にフィンランドでできるだけたくさんショッピングを……と考えている人にとっては、トランク2つ分のお土産を持ち帰ることができるのはありがたい限りではないでしょうか。受託手荷物の規定についてはサイトでご確認ください。

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