■基本データ
ソニーKDL-46LX900
2010年6月10日発売予定
予想実売価格29万円前後
ビックカメラ未掲載
■製品画像
-添付-
■スペック
サイズ 46V
フルHD
4倍速
録画機能なし
LED(サイドエッジ型、面駆動)
■製品グレード
ハイエンド
■買い時 19字×2行
LX900シリーズ中46V/40Vは一足早く発売される。(60V/52Vは7月16日発売)3DBDソフト第一弾が6月1日発売、スカパー!のFIFA2010 3D放送が6月19日。発売即購入すべき!
■買い場所 19字×2行
3Dメガネの前面板を取り去り室内照明のフリッカーを拾わないなど、後発の工夫が見られるがトレードオフの要素も。ライバルのビエラとじっくり比較できる店を選ぶこと。
■おすすめユーザー見出し 26字
フル装備の豪華版ブラビア。超薄型、LED、多彩なソリューションにも注目
■おすすめユーザー本文 120~170字~この書式で4行強以内
今季のブラビアはモノリシックデザインを一段と推し進めたが、エッジ型バックライトを採用し超薄型の本機が最も佇まいの美しいブラビア。6度後傾するスタンドなどアプリケーションも豊富。3Dに目が行きがちだが、生活に美学を持つユーザーに薦めたい。本機LX900 とHX900のみ液晶パネルと前面ガラス板の間に樹脂を充填したオプティコントラストパネルを採用。
■○と×
マル
液晶方式日本初の3D対応(内蔵)フルハイビジョンテレビ
後発の強味が光る。2D→3D変換を搭載、室内照明フリッカー対策メガネを2個同梱
エッジ型LEDバックライト搭載、厚さ25-55mmの美しいデザイン
バツ
カッコよすぎて、「平均的お茶の間」に置いたら浮いてしまうかも…。グウタラな楽しみ方の出来ないテレビ
3Dアクティブシャッターメガネの前面板を取り去り、室内照明のフリッカー対策に一定の効果を上げたがトレードオフとして垂直視野が狭まった。寝転がって見るのは不可
画質を最優先するマニアなら、直下型部分駆動LEDのHX900シリーズ、サイド型部分駆動のHX800を検討すべし
■総合評価
画質 ★★★★☆
機能性 ★★★★☆
操作性 ★★★★☆
デザイン★★★★★
CP ★★★★☆
■ライフスタイル判定
スペース 9~12畳、13畳以上
コンテンツ 映画、スポーツ
誰と見る? 二人暮らし、3人以上家族
■ここがすごい!見出し 22字
後発の強味を発揮。2D→3D変換機能搭載で発売時点でのソフト不足に対応
■ここがすごい!ここをおすすめしたい! 150~200字~この書式で5行
トランスミッターを内蔵し3Dメガネを同梱(2個)した「すぐ見られる」のはブラビア中LX900シリーズのみ。しかも46V/40Vは一足早く発売。ビエラと同様にフィールドシーケンシャル方式を採用、4倍速(240Hz駆動)を応用したバックライトのオンオフで懸念されたクロストーク(左右映像の重なり)を抑えた。3Dメガネに室内照明のフリッカー対策を施し、通常のソフトを3D映像に変換する(強、弱が選べる)機能を搭載、ソフト次第で想像以上の効果。
■画像
-オリジナルはありません。添付を参照ください-
■評価本文 100~130字~3行強
画質
画質上のフラグシップは直下型LED部分駆動のHX900で、サイド型で面駆動の本機は至れり尽くせりのラグジュアリーなラインである。空気層をなくしたオプティコントラストパネルは900番(HX900、LX900)限定で、ブラビアらしいハイコントラストで鮮鋭度の高い画質が楽しめる。
操作性
YouTube、アクトビラ、U-NEXT(動画配信サービス)、とサービス範囲が拡大。視聴番組右にスクロールでサービスが画像で表示されスマートでエンターテインメント志向。レストランやお店のチラシを表示しサービスを受けられる。他にブラビアリンクの使用法についてのインフォメーションが提供される。
機能性
今回LX900シリーズで初お目見えの機能が「インテリジェント人感センサー」。カメラセンサーが映像調整や消画を行うだけでなく、顔の大きさで子供であることを識別して画面への近づき過ぎをアラームで知らせる。3D再生時の目や脳への影響を考慮した好機能だ。
デザイン
アルミとガラスのコンビネーションによる上質な質感、往年のプロフィールプロのスタンドを連想させる6度後傾しロースタイルで視線と画面が一致するスタンドなど、ソニーらしいアイデアとセンスが溢れる新ブラビアだが、モノリシックデザインのコンセプトを最も徹底した超薄型デザインコンシャスがLX900だ。
CP
プラズマ方式で3D内蔵のビエラTH-P50 VT2(発売中)と比較した場合、一サイズ上のKDL-52LX900が価格同等で、本機は7万円以上安い。(ブラビアに50Vはない。)3Dメガネを2個同梱することを考えるとソニーの戦略的価格設定が窺える。
■評価見出し
画質 18~24字
最上級、ではないが最上等の高画質
操作性
ブラビアネットワークが着実に進歩
機能性
顔認識機能で懸念される「子供と3D」に回答
デザイン
ソニーらしさサクレツのモダニズム
CP
プラズマ方式大画面は割安、を本機が打ち破った?
■評価軸画像
-ご相談。ソニーの画像で賄えます-
■お余り~総論ですのでなるべく使いたい
■ガイドのイチオシポイント(300字~7.5行)
パナソニックから遅れることわずか一か月だが、後発の強味をいかんなく発揮した。液晶方式はフィールドシーケンシャルに不利という風説を240Hzで見事に吹き飛ばした。3Dメガネのフリッカー対策には弱点もあるが機を見るに敏。2D→3D変換の搭載もヒット。実際にブルーレイディスク『This Is It』の「スリラー」を変換して見ると3Dソフトのようにアグレッシブな効果ではないが、自然な立体感で2Dで見るより楽しい。3D映像の立体設計は視差の設定だけでなく、映像の構図や被写体の動かし方に負う部分が大きく、3Dを前提に制作された映像は2Dから変換した場合でも立体効果は大きいのである。慎重居士のパナソニックより搭載に踏み切ったソニーを褒めるべきだろう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。