日本アカデミー賞『舟を編む』と松田龍平特集(2ページ目)

松尾スズキ監督作&大泉洋共演作で大いに笑って楽しもう！

『恋の門』（2004年度作品）
石で漫画を描くアーティストの門（松田龍平）がコスプレ好きのOL（酒井若菜）と出逢い、恋愛大騒動に発展していくドタバタなラブコメディ。OLに振り回される門の立場と同じく、松尾スズキの世界で大いに振り回され笑いをふりまく松田龍平の意外な姿が見られる作品です。門が石になって転がるなど、松田龍平ここまでやる？と驚くこと必至です。延々続くハイテンションの世界の中で、松田龍平がひとり低体温で存在している……それだけでも、可笑しい！

監督： 松尾スズキ
出演： 松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、忌野清志郎、小島聖、塚本晋也、尾美としのり、 田辺誠一、片桐はいり、市川染五郎、皆川猿時ほか

『探偵はBARにいる』（2011年度作品）
札幌のススキノで探偵稼業をしている俺（大泉洋）と相棒の高田（松田龍平）が、ある女性から奇妙な依頼を受け、命がけの仕事になっていく様を描くアクションコメディー。テンションの高い俺役の大泉洋に対し、何が起きても低いテンションで、なおかつたまに寝てしまう高田。この凸凹コンビの活躍が楽しい。やる気なさそうに見えてケンカが強いなど、実はやれる男というのは松田龍平の十八番のキャラクターかも。彼らしいかっこよさを楽しめる映画と言えるでしょう。

監督： 橋本一
出演： 大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、田口トモロヲほか

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