Venue Pro 8のハードウェア
質感も高い外装
Venue Pro 8のデザインは、裏面に金属を使い、円形が特徴な模様が加工されています。これは単にデザインとしても綺麗ですが、若干凸凹しているため、手に持っても滑らないという利点もあります。
今回試用した機種は赤いカラーです。黒系もありますが、一般的にケースなどに入れることも多いタブレットですが、この模様のデザインとカラーはそのまま持ち歩きたくなる上質な物で男性でも違和感はありません。
今回試用した機種は赤いカラーです。黒系もありますが、一般的にケースなどに入れることも多いタブレットですが、この模様のデザインとカラーはそのまま持ち歩きたくなる上質な物で男性でも違和感はありません。
重量は構成にもよりますが395gから。ペットボトル飲料などよりも軽いので、鞄の中に入れていてもあまり気にならないでしょう。
サイズは130×216mmで、ハードカバーの本と同程度なので、鞄の中はもちろんコートなど少し大きめのポケットがある服なら鞄なしで持ち運び出来ます。
厚みは9mmで、比較的軽い重量と合わせて、持ち運びは気楽に出来ます。なによりも基本的にパソコンなので、PDFファイルやWordやExcelなどの書類はファイルを入れておけばいつでも確認することが出来ます。
仕事で使う方は、資料を紙にプリントしたり、分厚くて重いファイルを持ち歩いている方も多いですが、タブレット1つに情報をまとめられるのは非常に便利でしょう。もちろん、書類だけでは無く、映像や音楽などを入れれば、ほとんど全ての形式が表示可能ですので、個人的な用途でもかなり役に立つでしょう。
液晶画面の解像度は1200×800でWindowsで利用するには十分な解像度です。最近はより高精細なディスプレイもありますが、文字表示は液晶のサイズとのバランスもあり、綺麗に表示されるので必要十分と言えるでしょう。
Windowsの場合、高精細ディスプレイにするとデスクトップ画面での使い勝手に影響する場合もあります。タッチ操作の場合は慣れも必要ですが、解像度が高精細すぎないこともありその心配もありません。
カメラは背面と前面に用意されており、デジタルカメラの代わりにも使える品質となっています。前面のカメラはSkypeなどのテレビ電話機能でも活用できます。一般的に薄型小型製品のスピーカー品質は低くなります。この製品は、薄いながらも動画再生時などに問題ないレベルの品質のスピーカーとなっています。
当然、音楽を高音質で聴く場合にはBluetoothやヘッドホンが必要になりますが、本体のスピーカーだけでも一般的な利用には問題ないレベルの品質となっています。
USB端子などが本体横に用意されている
内蔵ストレージの容量は32GBと64GBから選べます。価格差はそれほどありませんがWindowsの場合OSやソフトの容量自体が比較的大きいので、実際に使える量が限られます。このため容量に比較的余裕のある64GB版がお勧めです。
このストレージ容量不足を解消できるmicroSDカードスロットを搭載しています。容量に不安のある場合にはこちらで拡張することも出来ます。
いくつかあるWindows 8タブレットの中で、Venue 8 Proの欠点とも言えるのはHDMI出力端子が無いことです。micro HDMI端子のある製品なら、ケーブルを接続してディスプレイに接続も出来ますが、この製品の場合は重量と厚みなどを重視したことなどからこの端子がありません。
外部ディスプレイへの接続が必要ない場合には問題になりませんが、この点は注意しましょう。