SNAP SYSTEM(スナップシステム)
写真2.「Soraa GaN on GaN SNAP」とスナップアクセサリの数々
そこに、下記に示すオプションの「スナップアクセサリ」を使うことで、ひとつの電球で光色や光の広がりをある程度自由に変えることのできるのがスナップシステムです。
アクセサリの中心にもマグネットが採用されており、ユーザー自身が簡単に装着を行えます。マグネットが強力のためフィルターやレンズの縁は電球の縁からずれることがなく収まりが綺麗にできます。なおアクセサリーは一個のランプに3枚まで重ねて使用することも可能です。
1、色温度を変えるフィルター
色温度変換フィルタは3種類が揃っています。色の薄い順からCTO1/4、CTO1/2、CTO3/4となっていて、例えば色温度3000Kに装着すると、2700、2400、2200Kに光色を変換させることが出来ます。なお色温度変換フィルターを装着しても演色性が落ちないことも特徴です。
例えば美術館やイベントなどでは、展示物や空間のコンセプトに合わせた光色変更を容易にします。また空間に混在する他の光源照明(白熱灯やLED照明)との微妙な光色のマッチングを図ることもできます。
2、光の広がりを変えるレンズ
レンズアクセサリにより、一つのランプから目的に合わせた多彩な配光を得ることができます。ランプ標準の狭角10.8°を中角20°、広角36°、超広角60°へ拡げる、それぞれのレンズがあります。また、照射物に合わせて楕円形や四角の光に変換するレンズもあります。
写真3. 楕円形に光を変換するレンズを装着した例
「機能と装飾の光が一体になった幼児教育施設」でもこのランプを使用していて、楕円配光に変換させることで、横長のロゴを綺麗に照明できるようになりました。
3、グレアカットのルーバー
ルーバーアクセサリで不要なまぶしい光をカットしてくれます。
ランプと以上のアクセサリの組み合わせで様々なユーザーニーズにフレキシブルな対応が可能です。
次のページでは「住宅照明の事例」についてご紹介します。