いつ別れるか不安……ネガティブな気持ちが別れを引き寄せる
ネガティブに考え過ぎないこと
例えば、このようなことはありませんでしたか? 「もしかしたら、明日学校に遅刻してしまうのでは?」となんとなく不安に思っていたら、翌日本当に遅刻してしまった。もしくは「今日は苦手な会議だから、色々失敗したらどうしよう」と思っていたら、本当にミスしてしまったなど……。
このように、遅刻やミスをしてしまった時。あなたは心のなかで「ほら、やっぱり」と思うのではないでしょうか。実は、この気持ちこそが、遅刻やミスなどのネガティブな現実を引き寄せています。「ほら、やっぱり」と思うということは「そうした現実が起こって当然」とあなたが感じているという証拠となります。つまり、あなたはネガティブな現実が起こることを確信し、実現するように行動しているのです。
なぜ不安かを追求しよう
では、どうすればこうした不安な気持ちは払拭できるでしょうか? まず最初に把握していただきたいのは、そうした不安には大抵の場合「過去の経験」が元となっているということです。例えば、いつ別れるか不安な気持ちの原因として「付き合ったらいつも恋人にフラれる」などの経験があったとします。こうした経験があると、今の自分の魅力や状況に関係なく「必ず自分はいつかはフラれる運命にある」と考えてしまいがちです。
この不安は、実は「現在のあなた」には全く当てはまらない要素が原因だったりもします。確かにこれまでは恋人にはフラれていたのかもしれませんが、今現在のあなたはとても魅力的で、フラれる要素が大幅に少なくなっているかもしれません。
しかし、不安な気持ちにフォーカスすると、あなたのセルフイメージは「過去のあなた」へと戻っていきます。なので「現在のあなた」が不安に思う現実を引き寄せているわけではなく「過去のあなた」がネガティブな未来を現実化していると考えましょう。
大切なのは、こうした不安に思う理由を書き出してみることです。また、目を瞑って似たような経験や感情を感じたことはないか?と思い出してみましょう。あなたが現実化してしまうほどの不安ですから、過去に強烈な体験として、似たようなことがあったはずです。
不安な気持ちを癒す
天使が不安を癒してくれると考えてもOK
あなたが不安に思う原因は「過去のあなた」にありますから「現在のあなた」であれば、癒していくことができます。「大丈夫だよ」とか「安心して」という形で、あたたかい言葉をかけてあげましょう。
こうした簡単な癒しについては、不安を感じるたびに繰り返し行ってみてください。もちろん、不安に思っている最中に「そんなことはできない」と感じることもあるでしょう。そうした時には無理せず、不安な気持ちを一度すべて感じきってしまってください。「もうこれ以上出ない」というところまで感じたら、不安な気持ちを癒す段階へと入ってみてください。
不安な気持ちは、完全にはゼロになることはありません。しかし、健康的と言えるぐらいの量であれば、受け入れることができます。「これぐらいなら大丈夫」と思えるまで、不安な気持ちを癒してみてくださいね。
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