作品賞と監督賞はセットで受賞してほしい
アカデミー賞監督賞候補はこちらの方々です。アルフォンソ・キュアロン『ゼロ・グラビティ』
スティーヴ・マックイーン『それでも夜は明ける』
アレクサンダー・ペイン『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
デヴィッド・O・ラッセル『アメリカン・ハッスル』
マーティン・スコセッシ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
私はマーティン・スコセッシファン。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、大好きな映画『カジノ』の濃厚なスコセッシ節が戻ってきた感があり、成金野郎のジェットコースター映画として大いに楽しみました。というわけでスコセッシと言いたいところですが、彼は近年『ディパーテッド』で受賞したばかりです。
『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督は前作『シェイム』同様に人間が抱える誰にも見せたくない闇を描くのが巧く、自分の世界を持っている人ですが、今後、もっと凄い映画を撮りそうな気がする。そしたらまた候補になりそう……というわけで、今回はやはり作品賞とセットでアルフォンソ・キュアロン監督に受賞してほしい。まあ、映画賞レースでも独走しているので、キュアロン監督の受賞は可能性大ありではないかと思います。
独断と偏見予想:監督賞★アルフォンソ・キュアロン『ゼロ・グラビティ』
(C)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
※お次は授賞式の目玉、主演男優賞と主演女優賞の予想です。