ホテルサンバレー那須で温泉を満喫
ホテルサンバレー那須には温泉浴場が多数ありますが、中核施設は本館にある大浴場で「湯遊天国」と呼ばれます。隣接して水着着用の屋外スパ「アクアヴィーナス」がありますが、2月28日まで冬季休館です。一度、冬季休館直前に利用しましたが、那須の冬は寒いので「アクアヴィーナス」は寒くて辛かったです。また、「湯遊天国」と似た部分も多く温泉好きなら「湯遊天国」で十分満足出来るので、「アクアヴィーナス」が冬季休館でも問題ないと思います。ホテルサンバレー那須の湯遊天国では三つの源泉を利用しています。硫黄泉の「那須温泉」、マグネシウム泉という愛称で実際には土類重曹泉の「平成の湯」、弱アルカリ泉という愛称で実際には食塩泉の「新那須の湯」の三種類の湯があります。この三つの温泉は、色が異なるのでひと目で別の温泉と分かります。硫黄泉は濃厚な白濁、土類重曹泉は微褐色の濁り湯、食塩泉は透明です。いずれの温泉も循環併用式ですが、オーバーフローも一定量あり、特に硫黄泉の泉質が猛烈に素晴らしく「これで本当に循環しているのか、掛け流しでは無いのか」と感動してしまう程の硫黄臭が嬉しい温泉なので、泉質にこだわる温泉好きにもお勧め出来ます。
ホテルサンバレー那須には宿泊棟も複数あり、それぞれ温泉浴場が完備しています。もちろん、宿泊者は全ての温泉浴場を利用可能ですが、冬季は曜日によって休館している宿泊棟もあります。そんな中で冬季も営業している上に、上記でも絶賛した白濁硫黄泉を利用しているのが、オリエンタルガーデン館の温泉浴場「湯処ひのき」です。
名前の通り総桧造りの温泉館で複数の露天風呂も完備しているので、写真の通り冬は雪見露天風呂が楽しめます。硫黄泉は湯遊天国の所に源泉やぐらがあるので、そこから引湯した上で循環利用ですが、チェックイン直後に入ったら記憶以上に良い湯で驚きました。翌朝の早朝に入った時はやや薄く感じたので、温泉成分が夜中に沈殿してしまったのだと思います。泉質にこだわる方は、大勢が入浴して温泉成分がかき混ぜられた状態の時に入るのがお勧めです。
次ページで、ホテルサンバレー那須の食事を紹介します。