企業のIT活用/IT経営の基礎知識

パソコンの買い替え後、さくっとデータを移行するには(5ページ目)

1年の中で最もパソコンの出荷台数が増えるこの時期。新しく買ったパソコンを快適に使うには、今までのパソコンで使っていたデータやソフトの引っ越し作業が必要です。今回は、ソフトを移行する際の手順と注意点、およびデータを移行する3つの方法(手動、無料ツール利用、有料ツール利用)と、お勧めの有料ツールの特徴についてご案内します。また、クラウドを活用したデータ移行についてもお伝えします。

長谷川 渉

執筆者:長谷川 渉

企業のIT活用ガイド

データ移行にクラウドを活用するメリット

プロセスとしては手動でデータ移行をする方法と同じですが、古いパソコンのデータをDropbox、Googleドライブといったクラウドストレージにアップロードし、新しいパソコンでクラウドストレージへのアクセスを設定すると、ログイン後に自動的にデータがダウンロードされるため、記録媒体がなくても楽にデータ移行ができます。

引っ越し作業と同時に、クラウド上にデータのバックアップがとれるメリットもあります。

逆に考えると、常にクラウドストレージにデータを保存しておく、言うなれば「データを移行しない」ためにクラウドを活用するという選択もあり得ます。

メールも、日常的にGmailなどのWeb上で提供されているメールサービスを使用していれば、設定やアドレス帳を移行する手間がありません。

そもそも、パソコン上にデータを保存していなければ、新しいパソコンへのデータ移行も発生しないからです。

データ移行にもクラウドが活用できる!

データ移行にもクラウドが活用できる!

データ量が多い場合は、複数のクラウドストレージを用途別に使い分けると便利です。

例えば、Dropboxにはドキュメントファイルを、Googleドライブには画像ファイルを保存するといったように使い分けると、容量を分散させながら、データの区別もしやすくなり、お勧めです。
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