マレーシア/マレーシアのモデルプラン

クアラルンプールと古都マラッカを満喫する3泊5日(2ページ目)

約600年前にマレーシア初の王朝が誕生した古都マラッカ。西洋と東洋の文化が織りなすエキゾチックな街マラッカと、首都クアラルンプールを3泊5日で楽しむプランをご紹介します。場所によってガラリと表情を変える多民族マレーシア。ここは本当に同じ国?という驚きこそ、マレーシアの醍醐味なのです。

古川 音

執筆者:古川 音

マレーシアガイド

2日目 クアラルンプール朝着→マラッカ

ニョニャ食器

マラッカ伝統のニョニャ食器。中国の模様にマレー半島のパステルカラーがミックス

早朝に空港に着いたら、マラッカに移動。クアラルンプール国際空港、または格安航空会社専用ターミナル(LCCT)から1日5本、マラッカへの長距離バスが出発していて、渋滞がなければ所要時間は2時間半。料金は22リンギ(330円)です。終点のセントラルバスターミナルからマラッカ中心地まではタクシー、または路線バスで移動します。

バスの時刻が合わなかったり、より早く行きたい場合は、クーポン制のタクシーを利用しましょう。リーズナブルなバジェットタクシー(定員3人)なら、空港からマラッカまで160リンギ(約4800円)です。

昼ごろには、世界文化遺産のマラッカの街並みが目の間の前に!

ニョニャ料理

ニョニャ料理。野菜料理から煮物まで種類多し

ホテルに荷物を置いたら、ニョニャ料理を食べにいきましょう。ニョニャ料理とは、マラッカとペナンで生まれた大変手の凝った料理。生ハーブやスパイスをたっぷり使い、唐辛子の辛さは控えめ。生春巻き(ポピア)、豚じゃが(バビポンテ)、海老パイナップルカレー(ウダンナナス)などは、日本人のファンも多い滋味深い味つけです。

>>マラッカのグルメ・屋台

 
オランダ広場

街のシンボルオランダ広場

マラッカでまずおさえたいのはランドマークでもある「オランダ広場」。ここで記念撮影をパチリ。絢爛豪華なプラナカン文化を紹介した「ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館」はこじんまりした空間ながら、いにしえの富豪たちの生活が垣間見えるよう。丘の上にある「セントポール教会」からは、マラッカ海峡を眺めることができます。

>>マラッカの観光名所 
>>マラッカのチャイナタウン

 

マラッカ,モスク

マラッカ島にあるモスク

マレー文化を感じたいなら、マラッカ海峡にまるで浮かんでいるように見えるモスクに行ってみましょう。マラッカ島とよばれる出島にあるモスクで、オランダ広場やジョンカー通りからはタクシーで約10分。モスクとマラッカ海峡の両方が見渡せる心地よい場所です。夕方に行けば、海に面したモスクから真っ赤な夕日を眺めることができて、旅の最高の思い出になること間違いなし。

 


ビーズサンダル

ビーズサンダル。細かなビーズ刺繍は手作業で

また、ジョンカー通り周辺には、かわいい雑貨店や洋服店がいくつもあるので、ショッピングも楽しいです。ひとつひとつビーズを手で縫い付けたビーズサンダル、カラフルな色のニョニャ食器など女子心をくすぐるものばかりです。

>>マラッカお土産

 

サテチュルップ

マラッカ名物の鍋料理、サテチュルップ

夕飯は、マラッカでしか食べられない「サテチュルップ」がオススメ。ドロドロのサテソースを大鍋でグツグツ鍋料理。野菜もたっぷり取れます。

訪れた日が金土日なら、夕方から開催のジョンカー通りの夜市(ジョンカーウォーク)にぜひ。ジョンカー通りのカフェでビールを飲むのも最高。宿泊は、プラナカンの屋敷をホテルに改造した「ホテル・プリ・マラッカ」で。ジョンカー通りから歩いてすぐ、奥行き100メートルのロビーが特徴的な居心地のいいホテルです。

>>ホテル・プリ・マラッカ
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