バレエ塾のレッスンの特徴、理念とは?
(C) TOKIKO FURUTA
あと、どうしても日本人は踊りを表に出すのが苦手な傾向にあるというのを牧先生が気にされていて。先生自身、外国に行かれたり、外国のダンサーと交流する機会が多い方なので、やはり日本人の踊りは物足りなく感じるんだと思います。もっと踊りを前面に出しつつ、とにかく“身体全体を使う”ということをいつも言われてますね。
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今すぐという訳にはいきませんが、できれば世界の舞台のレベルに行けるところまで目指したい。牧先生のスタイルを確実にものにできれば、世界の舞台に立つことは可能だと思う。そこまで育てたい、そこに持っていきたいと考えています。
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具体的なレッスン内容、一日の流れをお聞かせください。
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先生によって内容は少しずつ違いますが、全く同じだと生徒たちも 慣れてしまうので、むしろ違う方がいいと考えています。もちろん教える上でのベースは同じだし、注意の仕方も同じです。僕のクラスではあまりトウシューズを履かずに、バレエシューズで回転をやったり、ジャンプをやったりすることが多いですね。
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あと、ただひたすら2時間半動くだけで終わるのでは、2年間が無駄に なってしまう。バレエに限らず、ジャズダンスやキャラクターダンスも、“舞台で観せる踊りをする”ことを意識するよう指導しています。踊りを“観せる”ことができるようになれば、きっとどこにでも出せると思っています。
森田>午後は日によって違いますが、スタジオパフォーマンスが控えているときはそのリハーサルをしたり、コンクールのためのリハーサルをやることもあります。あと月に二度ほどジャズダンスの先生に教えていただいたり、イルギス・ガリムーリン先生にキャラクターシューズを履いて踊るキャラクターダンスのスタイルを教わったりと、僕らとしてもできる限りのことをしようと努めています。
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