カフェの雰囲気をもつラウンジ照明
1階のラウンジスペースは、開放感を演出するよう天井が張られてないエリアはライティングダクトにスポットライトを使用して、全般の明るさ兼、必要な部分の明るさが取れるようにしました。(写真4)天井があるエリアは、小型のLEDダウンライト器具でコーナー部の照度を確保しています。また、視覚的な明るさ感と空間のアクセント照明として、教材のディスプレイ上の大型ペンダントと大テーブル上の乳白ガラスグローブの2種類のペンダント器具を使用しています。
どちらも下から見上げた視点で光源が直接見えないデザインで、照度を得るより柔らかな発光感が特徴です。しかし、大型ペンダント器具は教材のディスプレイ面を明るくすることにも貢献しています。
写真5. 落ち着いた雰囲気を出しつつも、読書や本を選ぶ際に必要な明かりが確保されている照明
今回使用したスポットライト器具のランプは、従来のダイクロハロゲンランプの代替となるLEDランプで、スナップシステムというマグネットで光の広がりを変えられるフィルターなどのオプションがそろっているのが特徴となります。
ウシオライティング社で発売されていますが、従来のダイクロハロゲン電球では発熱量が多く、ランプに直接フィルターを使用することが難しかったシステムです。
エントランスに近い外部には座れるスペースがあります。温かい季節にはオープンカフェのように外で交流することも可能となっています。
プライベートな雰囲気が出るようにルーバー状の囲いがありますが、コーナー部には四角型の照明器具がぴったり納まるようにして、囲いと一体感のあるデザインにしています。(写真6)
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