雪を表現する英語はsnowだけじゃない!
雪を英語で言うとsnowが真っ先に思い浮かびますが、それ以外にも実はたくさんの単語があります。でも、雪の種類を英語で知っていることは、TOEICのスコアUPに直結するような実用的な価値はないかもしれません。それでも、映画やドラマ、小説などでは、振る雪の種類によってまったく情景が変わりますし、天気や気候が人の気持ちを左右することは、みなさんご自身の経験からご存知ですよね。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、天気や気候にまつわる表現を学ぶことは、テストのスコアだけでは計り知れないなにかを学ぶことになるのです。
雪の「種類」によって英語表現は違ってくる
1.SnowSnowは「雪」という名詞で良く知られますが、実は「雪が降る」という動詞でもあります。
(例)It snowed in Tokyo last night(昨晩、東京は雪でした)
2.Heavy snow(大雪)
たくさん降る雪の量を示すために使われる単語はheavyです。Heavyは「重い」と覚えていることから、ちょっと違和感があるかもしれませんが、ずしっとした雪の重みをイメージするといいですね。
(例)We had heavy snow two days ago(2日前は大雪だった)
3.Fresh snow(新雪)
New snowとも言いますが、fresh snowの方が「降りたて」というニュアンスがあります。
(例)The summit of the mountains is covered with fresh snow(山の頂上は、新雪に覆われている)
4.Large flakes of snow(ぼたん雪)
flakeは、コーンフレイク(cornflakes)にも使われていることから、その形状が想像できます。ひらひらした薄斤であれば、雪のみならず石鹸、羽毛、硬いものでは石などにも使えます。
(例)Botan-yuki is a type of snow that falls in large flakes(ぼたん雪は、大きな薄片で降って来るタイプの雪です)
5.eternal snow(万年雪・千古の雪)
eternalは「永遠なる」という意味ですので、溶けることのない雪の表現にぴったりです。
(例)There are many mountains in Russia which are covered with eternal snow(ロシアには万年雪に覆われた山がたくさんある)
6.Snow storm/blizzard(吹雪)
stormは暴風という意味ですので、それに雪が加わった状態がsnow stormです。Blizzardは「殺到」という意味もあるので(a blizzard of giftで「プレゼントの殺到」)、雪が殺到している状態、と覚えるといいですね。
(例)We had a hard time in the blizzard(吹雪の中、大変だった)
7.Fluffy snow(にわか雪・ふわふわの雪)
Fluffyは、「ふわふわした・綿毛の」という意味を持つ単語です。一時的に降る雪なので、チラチラと降ってやむ様子からこう名付けられているのかもしれませんね。
雪に関する名言
最後に、雪にまつわる名言をご紹介します。誰の名言でしょうか?Don't complain about the snow on your neighbor's roof when your own doorstep is unclean(自分の家の玄関が汚れているのに、隣の家の屋根の雪に難癖をつけるな)
正解は……孔子でした!
いかがでしたか?今回は、雪にまつわる表現や名言をご紹介しました。ここでご紹介したもの以外にも、まだたくさんありますので、ご興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。
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