大学生の就職活動

ES・面接を突破するための「上級」企業研究テク

ESや面接が突破できない学生にありがちなパターン、それは志望動機が「その他大勢」なものになってしまっていること。一歩抜きん出るためには、深い企業研究が欠かせません。オンリーワンの志望動機を作るための企業研究テクニックをお教えします!

小倉 環

執筆者:小倉 環

大学生の就職活動・女性のキャリアプランガイド

なぜ、深い企業研究が必要なの?

仮にあなたがある企業の面接を受けたとします。そこであなたは「私の強みである協調性で組織に貢献していきたいと思います」と答えたとしましょう。でもその企業がほしがっている人材要件の一番が「協調性」でなかったら、果たして選考を突破できるでしょうか?

選考突破の確度を上げるためには、企業研究をすることが一番の近道です。深い企業研究をすれば事業内容や仕事内容、社風、理念、さらには企業の求める人材像、活躍している人の行動特性をも読み解くことができ、自分と企業の共通点を見出すことができます。自己PRも志望動機もこの共通点をアピールすることが大事なのです(図を参照)。
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自分と企業の共通点は企業研究をすることで見つけ出せる

今回は、選考突破できる共通点を探す・つくる企業研究について順番に説明していきましょう。

企業研究の効果は手間ひまに比例する!

企業研究の仕方には主に下記の4つの方法があります。インターネットは気軽に無料で多くの情報を探し出すことが可能ですが、有料で時間や手間ひまがかかるものほど、企業研究として効果が高いことを覚えておいてください。

1:インターネット

就活ナビや採用ホームページでは広く業界や企業について知ることができます。しかし、それだけでは企業研究の基本中の基本。周りと差をつけることはできません。

インターネットで企業研究をする際の上級テクとしては、上場企業のホームページであれば、「IR」のページにある「有価証券報告書」や「中期経営計画」を読み込むことです。その企業のリアルな経営状況だけでなく、抱えている課題や、どの事業に注力しているのかがわかります。さらに将来的にどのように事業計画しているのかがわかり、自分の志望動機やキャリアビジョンと重ねることができます。

一方、情報が少ない中小企業やベンチャー企業であれば、「社長名」で検索することで、創業の経緯や社長が取り上げられているメディアなどにたどり着くことができ、社長のビジョンや人柄を知ることができます。

また、業界の全体像や現状を知りたいのであれば、「○○業界 協会」と検索することで、業界団体のホームページにたどり着くことができ、業界全体の現状や課題を知ることができるでしょう。

2:業界本、新聞記事
無料のインターネットに対し、有料のメディアでは第三者目線の信憑性の高い情報が得られます。業界本は「通信業界がよくわかる」など、特定の業界について書かれた書籍です。1冊購入して、読み込んでおくと業界全体の現状と課題が俯瞰でき、大手企業の特徴についてもまとまっているので競合他社比較が確実にできます。本気でその業界で仕事をしていきたいと思うのであれば、入社後も役立つので必携です。

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新聞は志望企業の記事が掲載されていないか、面接当日もチェックしよう

さらに日経新聞はビジネスパーソンの共通メディア。購読すれば、電子版でも会員になることができ、志望企業の記事検索と保存が簡単にできます。加えて業界の専門紙にまで目を通せるようになれば、入社後のスタートダッシュにも差がつけられるでしょう。


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