バイキングが行き交ったスウェーデン最初の町、ビリカ

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世界遺産ビリカとホーブゴーデンのシンボルとなっている記念碑

スウェーデンの首都ストックホルムの西に面するメーラレン湖(Mälaren)。スウェーデン国内では3番目の大きさですが、面積1140km²と琵琶湖のおよそ1.7倍の大きな湖です。この湖に、大小8000以上の湖が浮かぶのですが、そのうちの2つの島、ビヨルク島とアーデルス島に、世界遺産「ビリカとホーブゴーデンの地域」(Birka och Hovgården)があります。

このメーラレン湖には、スウェーデン初の世界遺産となった「ドロットニングホルムの王領地」があるローブ島(Lovön)もあり、その昔の重要な要所であったことが伺えます。

ビリカは、700年代の終わりにメーラレン湖に浮かぶビヨルク島(Björkön)に作られた商業の町であり、「スウェーデン初の町」としても有名です。北欧の歴史を語るのに外せないバイキング全盛時代の王様によって、北スカンジナビアの政治と経済、商業と貿易をコントロールすることを目的に作られました。それほど大きな島に作られた町ではありませんが、海洋の中心地としての役割を果たすのには絶好の場所でした。

ホーブゴーデンは、ビヨルク島の隣の島にあった王様の居住地であり、ビリカとともにバイキング時代を物語る地域として世界遺産に登録されています。バイキングが栄えた700~900年もの長い間、ヨーロッパの経済と政治の中心となったビリカとホーブゴーデンには、その時代の遺物や遺跡、古墳が数多く残っています。現在は、観光シーズンになる4~9月の間に訪れることができ、博物館や復元されたバイキングの村などを見学することができます。

今回は、このビリカとホーブゴーデン地域を訪れる前に知っておくとよいアクセス方法や見所などをご紹介いたします。

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