まろうど玄関
東京神楽坂にある「酒蕎庵まろうど」は都会にして、ふる里へ帰ったような感覚を与えてくれる。客席は総席数で45席、宴会最大人数40名(着席時)と大人数で貸し切りのときに便利であり、利用している。
このまろうどの本店は長野県の斑尾高原にあり「奥信濃の宿と蕎麦処まろうど」と名付けられている、オーガニック料理の古里である。店名の由来もここから取られたようだ。24時間入浴できる大きなお風呂も常備された快適な宿である。もちろん蕎麦は湧水で打つ「富倉そば」である。
突き出し
突き出し
体の中から浄化されるようなもろきゅう
もろきゅう
そば味噌焼き油揚げ
油揚げ
油揚げは栃尾のものではないが、そば味噌焼き(長野の酢屋亀製造)をのせて焼き刻みネギを添えてあり、洒落た器に盛られ食欲もそそられる一品てある。
富倉そば
富倉そば
蕎麦粉100%の蕎麦を十割そばと言うが最近はブームで大変な人気であるが、富倉そばも十割蕎麦である。その理由はオヤマボクチのつなぎは無味・無臭なので、蕎麦本来の香りや味を楽しる。そしてコシの強い喉越しの良い蕎麦になる。オヤマボクチは和紙を製造する時の楮(こうぞ)の役割に似ている。ごく少量のつなぎでほぼ100%の生粉を極限まで薄く「のす」ことが可能である。
神楽坂の「まろうど」には、そば前(蕎麦屋酒)として、同じ飯山で造られた「水尾」という日本酒がありこれがまた美味しい。このお店ならではのおつまみと共に水尾の純米吟醸と辛口を堪能する事が出来る。
【お店紹介】
店名:酒蕎庵まろうど
TEL:050-5869-4708 (予約専用番号)
住所:東京都新宿区津久戸町3-20 イサミビル 2F
営業時間 :【月~金】17:00~23:30(LO)、【土】17:00~21:30(LO)
定休日:日曜日・祝祭日