大阪市、堺市の両政令指定都市に次ぎ、大阪府内で第3位の人口規模(50万人強)の東大阪市。同市内で乗降人員が一番多いのが近鉄「布施」駅。今回は東大阪最大級の街、布施を紹介いたします。

近鉄・JR・地下鉄の3線利用可能な布施界隈

ホームが2層にわかれる近鉄「布施」駅。ホームからさらに上部ホームへ向かうエスカレーターが見える。
ホームが2層にわかれる近鉄「布施」駅。ホームからさらに上部ホームへ向かうエスカレーターが見える。

下がJR「河内永和」駅、上が近鉄「河内永和」駅。南へ10分も歩かないうちに今度はJR・近鉄両「俊徳道」駅がある。

下がJR「河内永和」駅、上が近鉄「河内永和」駅。南へ10分も歩かないうちに今度はJR・近鉄両「俊徳道」駅がある。

布施界隈は東大阪市内とはいえ東成区・生野区と隣接する西端に位置し、「ほとんど市内」といってもよい立地で近鉄「大阪難波」駅から近鉄「布施」駅まで所要時間およそ10分。

難波からここまでの路線は一本ですが、「布施」駅から東方面は2方向に路線がわかれます。

一つは八尾方面を経由して「大和高田」「大和八木」等の奈良県南部を経て伊勢方面へと向かう近鉄大阪線。もう一つは東大阪市内を真東へ進み生駒を経て終点「近鉄奈良」駅へ向かう近鉄奈良線です。各々の乗り場は大阪線が3階、奈良線が4階と、線によりホームが異なります。珍しい構造の駅です。

奈良線・大阪線の東側の隣駅はそれぞれ「河内永和」駅と「俊徳道」駅で、どちらも10分強で歩けるほどの近さですが、その2駅を南北に貫くように走るのが2008年に一部開業したJRおおさか東線です。近鉄線は「鶴橋」駅でJR環状線との改札を経ての乗り換えができる為、JR利用はもともと便利なのですが、この新線開業により京橋方面・天王寺方面へ近鉄を経ずにいける別アプローチが確保できるというメリットがありました。

また、行政区では大阪市となりますが大阪市営地下鉄千日前線の「新深江」駅(東成区)と「小路」駅(生野区)も徒歩10分程度の距離。鶴橋・難波方面へと向かう千日前線は近鉄線と行き先が同じ。どちらを使うかは住んでいる場所次第と言えますが、阿波座・野田阪神方面へは地下鉄が便利です。

鉄道利便性が高い布施界隈。しかし本当の布施の魅力は商店の多さ! 次のページでは写真を中心に布施界隈の商店街の様子をご紹介いたします。