投資信託は、運用する資産によって大きく、「国内債券型」「外国債券型」「国内株式型」「外国株式型」「バランス型」の5つのタイプに分けることができます。

下の図は、それぞれのタイプのリターン(収益)とリスク(収益のブレ)の関係を簡単にイメージしたもの。右上に行くほどリスクもリターンも大きくなります。このように運用する資産が何であるかによって、期待できる収益やリスクの度合いは大きく異なります。自分の目標や許容できるリスクにとってふさわしいタイプを選びましょう。

リスクとリターンは表裏一体。「何を期待するか?」で選ぶべきタイプが見えてきます。*図は各タイプのリスクとリターンの度合いを表すイメージであり、正確な位置関係を表したものではありません。

リスクとリターンは表裏一体。「何を期待するか?」で選ぶべきタイプが見えてきます。(*図は各タイプのリスクとリターンの度合いを簡単にイメージしたもので、正確な位置関係を表したものではありません。)

それでは、それぞれ5つのタイプの特徴と、どんなニーズを持つ人に合うのかをご紹介します。


手堅い運用の国内債券型ファンド

国内債券型ファンドとは、日本の国債や社債で運用するもの。債券の種類や運用の方法によって若干リスクの大きさは異なりますが、投資信託の中では最もローリスク・ローリターンなタイプです。
たとえば代表的な日本債券型ファンド(NOMURA-BPI総合に連動するもの)の過去5年間の運用利回りは1%程度(2010年4月30日時点)。「預金を少し上回るリターンが得られれば十分」といった、堅実運用派に向いているタイプでしょう。投資信託デビューしたいけど値動きするものに抵抗があるという人は、まずはここから始めてみるのも手ですね。


高い金利収入が魅力の外国債券型ファンド

「安定した運用がしたいけれど、国内債券の低い利回りでは物足りない。」そんなニーズの受け皿になっているのが外国債券型ファンドです。
超低金利政策が続く日本にくらべ、諸外国の金利は比較的高い傾向にあります。日本の国債利回りが1%台なのにたいし、欧米や豪州など多くの先進国の国債は3%~5%台(2010年5/14時点10年国債)。新興国の中にはもっと高利回りの国もあります。海外の債券に投資することで、日本にはない高金利の恩恵にあずかれるというわけです。ただ、その一方で為替のリスクを負います。投資先の通貨に対し円高になれば、資産がマイナスになることもある点に注意しましょう。


次のページでは、国内外の株式型ファンドの特徴をご紹介します。