世界遺産/ヨーロッパの世界遺産

ヒエラポリス - パムッカレ/トルコ(4ページ目)

紀元前から伝わる温泉の湯煙にフワフワと揺れる綿の城パムッカレ。100以上も連なる不思議な石灰棚の上にはローマ時代の円形劇場が旅情を誘う。今回はトルコの複合遺産「ヒエラポリス - パムッカレ」を紹介する。

長谷川 大

執筆者:長谷川 大

世界遺産ガイド

ヒエラポリス - パムッカレへの道

急な斜面には棚ではなく、鱗のような模様ができあがる ©牧哲雄

急な斜面には棚ではなく、鱗のような模様ができあがる ©牧哲雄

■エアー&ツアー情報
まずは世界遺産にも登録されているイスタンブールに飛ぶのが一般的。直行便はトルコ航空が運航している。

見事な石灰柱が重なっている ©牧哲雄

見事に連なった石灰柱 ©牧哲雄

■トルコの国内移動
パムッカレの基点は、パムッカレ村か、空港もあるデニズリ。イスタンブールからデニズリは飛行機で約1時間、バスで約10時間。デニズリからパムッカレは車で約30分。カッパドキアのギョレメ村へは約10時間。

■周辺の世界遺産
近郊の世界遺産としては、西約160kmに「エフェソス」があるほか、その南西50kmにギリシアの世界遺産「サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿」、さらに南西60kmほどに「パトモス島の "神学者" 聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区[コーラ]」がある。

また、南180kmには「クサントス、レトーン」があり、その西100kmほどにギリシアの「ロードス島の中世都市」がある。東330kmには「チャタルホユックの新石器時代遺跡」、その北東220kmには「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」がある。

イスタンブールに入る人は「イスタンブール歴史地区」を見ることもできる。その周辺にもいくつか世界遺産があるが、こちらはリンクの記事を参照してほしい。

ヒエラポリス - パムッカレのベストシーズン

上から見下ろした石灰棚。まさに絶景 ©牧哲雄

上から見下ろした石灰棚。さすがの絶景 ©牧哲雄

特に季節に関係なく楽しめるが、温暖な春~秋、5~9月がベストシーズンといわれる。

冬はローシーズンだが、その代わり人も少なく、落ち着いて観光できる。

世界遺産基本データ&リンク

まさに綿の城 ©牧哲雄

その景観は、まさに綿の城 ©牧哲雄

【世界遺産基本データ】
登録名称:ヒエラポリス - パムッカレ
Hierapolis-Pamukkale
国名:トルコ共和国
登録年と登録基準:1988年、文化遺産(iii)(iv)、自然遺産(vii)

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