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冬の鎌倉・江ノ島 梅の名所めぐりとイベント情報(3ページ目)

鎌倉・江ノ島の梅の名所をめぐりながら、お寺や神社などの見所を紹介するとともに、冬の鎌倉・江ノ島で行われる、『東慶寺仏像展』や江ノ島のライトアップなど、イベントや催し物情報をお届けします。

森川 天喜

執筆者:森川 天喜

国内旅行ガイド

枝垂れ梅の美しい宝戒寺へ

瑞泉寺から鎌倉宮まで戻り、来るときはバスで来た道を、帰りは散歩しながら鎌倉駅を目指しましょう。海に近い鎌倉は、冬でも比較的あたたかいのが良いところ。人の少なめな冬の鎌倉を優しい陽射しを浴びながらゆったり散歩というのも、おすすめです。

鎌倉駅に向かう途中、鶴岡八幡宮のそばに、鎌倉の「萩寺」として知られる宝戒寺(ほうかいじ)があります。
宝戒寺の枝垂れ梅

宝戒寺の枝垂れ梅


宝戒寺には、「鎌倉・江の島七福神めぐり」の「毘沙門天」がまつられているので、1月中は七福神めぐりの人々が御朱印をもらいにやってきますが、2月になると境内はとても静か。静かな境内にひっそりと立つ、見事な枝垂れ梅を見ていきましょう。

<DATA>
■宝戒寺
住所:鎌倉市小町3-5-22
アクセス:鎌倉駅東口より徒歩15分
地図 / 拝観案内

宝戒寺から鎌倉駅までの道沿い(若宮大路、小町通り)には、飲食店やお土産物屋さんがたくさんありますので、このあたりでお昼休憩をとられると良いと思います。

江ノ島エリアへ 常立寺の枝垂れ梅

今回、最後に訪れるのは、常立寺という藤沢市(江ノ島エリア)のお寺さん。

鎌倉駅から江ノ電(江ノ島電鉄)に乗って、江ノ島駅まで移動します。常立寺は、江ノ電の江ノ島駅から、道をはさんで反対側、湘南モノレールの湘南江の島駅のそばにあります。

境内に入ると、青いリボンが飾られた石塔が目に入りますが、これは『元使塚(げんしづか)』と呼ばれるもの。元寇(蒙古来襲)の折、鎌倉幕府の執権・北条時宗の命令によって斬首された、元(モンゴル)の使者のための供養塔です。
常立寺の枝垂れ梅

常立寺の枝垂れ梅


本堂前に足を進めると、紅白の枝垂れ梅が美しく咲いています。
枝垂れ梅とメジロ

枝垂れ梅とメジロ


風もないのに枝がゆれて、何か動く物が見えるので近寄ってみると、どうやら小鳥のようです。ウグイスかな、と思いましたが、メジロでした。こっちの枝からあっちの枝へ。まるで空中ブランコのように枝から枝へと飛び移る姿がとてもかわいらしいですね。

<DATA>
■常立寺
住所:藤沢市片瀬3-14-3
アクセス:江ノ島電鉄江ノ島駅より徒歩3分、湘南モノレール湘南江の島駅より徒歩1分
境内自由・拝観料なし

さて、今回の鎌倉・江ノ島の梅の名所めぐりの散歩はこれでおわりですが、もう少し歩いてみたいなと思われる方は、江ノ島島内を歩いてみてはいかがでしょうか。
江の島ウィンターチューリップ

江の島ウィンターチューリップ


冬の江ノ島では、展望灯台(江の島シーキャンドル)のライトアップを中心とするイルミネーションイベント『湘南の宝石』のほか、冬に2万本のチューリップを咲かせる「江の島ウィンターチューリップ」など、様々なイベントが行われます。

<DATA>
■江の島シーキャンドル(展望灯台)
住所:藤沢市江の島2-3
アクセス:江ノ島電鉄江ノ島駅より徒歩25分、湘南モノレール湘南江の島駅より徒歩27分、小田急電鉄片瀬江ノ島駅より徒歩20分
アクセス / 営業案内

江ノ島のイベントの詳細については、江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)ホームページをご覧ください。

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