乳児育児/赤ちゃん育児のお悩み解決

予防接種でのママの作り笑い、赤ちゃんに効果ある?(2ページ目)

赤ちゃんが生まれてはじめての予防接種。赤ちゃんよりもママの方がドキドキしてしまうイベントです。それ以降も、病院に連れて行くのは、ママにとって常に気がかり。「注射はこわくないよ」をアピールするために満面の笑みで接種にのぞんだという方もいらっしゃるでしょう。そんなママのひたむきな努力を赤ちゃんはどう感じているのでしょう? カナダの大学が見出した興味深いデータとともに、赤ちゃんの心の中を探っていきます。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

18ヶ月の赤ちゃんの反応

それに対し、18ヶ月の赤ちゃんは全く違う反応を見せました。目の前の出来事と顔の表情が合っていないと、すぐに気づいたのです。その際、赤ちゃん達は、実験者の顔をじっと見つめ、さらに横で見守っているパパ、ママの顔をチラチラと何度も見る素振りを見せました。信頼のおけるパパやママはどう反応しているかをチェックし、安心感を得ようとする仕草を見せたのです。さらには、哀しそうな顔への共感も、流れが合っているときのみに示すことも分かりました。

そのときの動画はこちら:
「If you're happy, baby knows it」


予防接種、ママはどうすべき?

哀しい表情全てに共感を示した15ヶ月。この反応は、わずか3ヶ月後の18ヶ月には消えていました。研究者達は、この変化を「人間としての大きな成長」と見ています。話の展開に納得がいくときのみ、共感を示すことができるのは、「こういうときはこういう気持ちになる」と相手の感情を予想できるからこそ。つまり、相手の心の中を推測できるという社会性が伸びている証拠なのですね。

15ヶ月と18ヶ月、その違いはわずか3ヶ月ですが、赤ちゃんたちは、日々劇的な変化を遂げていることが分かります。まだお喋りが始まっていない時期であっても、まだまだ赤ちゃんだなと思う場面があっても、1人の人間として向き合うことの大切さを教えてくれています。
  • 15ヶ月までは、状況に合わないリアクションをしても気がつかない
  • 18ヶ月になると、状況に合わないリアクションをするとすぐに気がつく
この情報は、次回の予防接種のときに使えそうですね。15ヶ月までは、ママのスマイル作戦を有効活用。そして、18ヶ月以降は、ムリに笑顔を作らずに、頑張っている我が子をギュッと抱きしめて、気持ちに寄り添ってあげるのがよさそうです。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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