2014年春発売予定、大人の科学の歌うキーボード
ヤマハに確認したところ、今後、続々とNSX-1搭載の製品が出てくるとのことでしたが、eVY1 Shieldの次に登場すると思われるのが、2014年春に発売される見込みの学研の大人の科学、「歌うキーボード」(仮称)です。これもeVY1 Shieldと同様に、eVY1という歌声ライブラリが搭載されたガジェットです。11月3日、4日に日本科学未来館で開催された電子工作ファンのためのイベント「Maker Faire Tokyo 2013」で、そのプロトタイプが展示されていたので見てきました。
Stylophoneのように鍵盤の形が描かれている樹脂板をスタイラスペンでタッチすると、歌ってくれるデバイスになっており、eVY1 Shieldと違い、PCなしでも遊べるのが特徴です(eVY1 ShieldもArduinoという小さなマイコンと組み合わせることで、PCなしでも使えます)。
この歌うキーボード、緑の基板部分には、10個のボタンが置かれており、ここで歌う歌詞を切り替えたり、ビブラート、ベンド、ボリュームなどの操作もできるようになっています。その上で、ペンで、キーボードにタッチすると、それに合わせて歌声が出てくるわけですね。
会場では、小学校に上がる前くらいの子供が触って遊んでいましたが、そのくらい誰でも使えてしまうガジェットなんです。
もっとも製品化されるときは、基板むき出しというわけではなく、しっかりシャーシもつくとのこと。また、価格も5,000円以下に抑えたといいうことですから、かなりのヒット作になりそうですね。
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