「新春浅草歌舞伎」を楽しもう!
春にはサクラ、秋にはもみじ、冬には冬の雪景色。四季折々の美しさを楽しめる浅草ですが、お正月のみ、華やかに浅草新春歌舞伎が行われるのをご存知ですか? 2016年は、1月2日から26日まで、華やかな舞台が繰り広げられます。浅草寺の初詣と歌舞伎をジョイントできる一石二鳥の浅草新春歌舞伎の良さを筆者がご案内します。歌舞伎と浅草のご縁とは
もともと浅草は、歌舞伎と縁の深い場所です。歌舞伎の歴史は400年ですが、江戸時代には、今の銀座、新橋あたりに山村座、日本橋あたりに森田座、中村座と芝居小屋が散らばってありました。ところが時は天保。老中水野忠邦が天保の改革(天保13年)で「けしからん!芝居小屋などおとりつぶしじゃ!」と鶴の一声。そこに待ったをかけたのが、遠山の金さんです。
三座が移転してきた猿若町の跡
市村座があった場所は、ひっそりとしている
浅草公会堂とはそれでは、さっそくご案内しましょう!
浅草駅からは雷門を右手に見ながら、徒歩5分ほどの距離。人気撮影スポット。ここで一枚パシャ!
歌舞伎座とは趣が異なるが、楽しさもいっぱい
まず浅草公会堂手前で立ち止まって右手をみてください。なんとそこには絶好のポイントでスカイツリー全景が見えます。ここで記念写真を撮るのを忘れないように。
公会堂真横路地からスカイツリー全景が見える
このようにはっきりと見えます
なぜか、皆一様にうつむいています
ちなみに筆者は吉永小百合さんの手とほぼ、大きさが同じでした!
「へえ、こんな人の手形がある」
「意外と大きいのねえ」
そんな会話を交わしながら、楽しく公会堂の中に入っていきましょう。