古都ビガンへの道
こちらもクリソロゴ通り。フィリピンにはこのような街並みが他にもあったが、多くは太平洋戦争で失われてしまった
コロニアル時代の家屋
ビガンは直線距離でマニラの北約340kmにあり、バスで10~12時間ほど。ビガン近郊の都市ラワグに空港があるので、マニラから国内線を利用することもできる。ラワグ~ビガンはバスで1時間半~2時間程度。
■周辺の世界遺産
パオアイのサン・オウガスチン教会
「コルディリェーラの棚田群/フィリピン」の起点都市バナウェはマニラからバスで8~10時間ほど。詳細は記事を参照してほしい。バスでバナウェからビガンに向かう場合は、バナウェ→バギオ→ビガンとたどるのが一般的。トータル15時間以上は必要だ。
「フィリピンのバロック様式教会群」の構成資産は4つで、そのうち3つ、マニラのサン・オウガスチン教会、パオアイのサン・オウガスチン教会、サンタ・マリアのアスンシオン教会がルソン島にある。パオアイとサンタ・マリアはビガンに近く、それぞれバスで1~2時間程度(方向は別)。
古都ビガンのベストシーズン
フィリピンの名物、乗り合いバス=ジプニー。銀色の車体とド派手なイラストが目を引く
雨季は5~9月で、特に7~9月がピークとなる。台風シーズンでもあり、直撃を受けると道路が寸断されることもある。特に短期旅行者は避けたい季節だ。
世界遺産基本データ&リンク
クリソロゴ通り。通りの周囲に多数のホテルがあり、世界遺産の中に宿泊することもできる
クリソロゴ通りの夜景
登録名称:古都ビガン
Historic Town of Vigan
国名:フィリピン共和国
登録年と登録基準:1999年、文化遺産(ii)(iv)
【関連記事&サイト】
- コルディリェーラの棚田群/フィリピン
- プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン(フィリピン政府観光省の日本語公式サイト)