癒されたい時は『夜の水辺散歩』へ
場所選びのための条件をピックアップ
適度な照明とランドマークや船のライティング。ベンチもあれば完璧!
『夜の水辺散歩』で重要なのが場所のセレクトです。静かすぎて暗い場所だと癒されるどころか怖くて体が強張ってしまいそうです。足元を照らす適度な明かりがある遊歩道と人の気配、ランドマークのライティングや船の往来などを観ることができるスポットを選びましょう。必須条件ではありませんが、近くにドリンクを買える場所やカフェがあったり、ベンチ(椅子)があれば言うことなしです。
≪夜の水辺散歩 好条件≫
- 好アクセス:電車やバス等公共の乗り物で行けて駅やバス停から近い。
- 遊歩道:散歩をするための道が整備されている。
- 適度な光量:足もとを照らし、かつ夜景観賞の邪魔にならない照明がある。
- 人の気配:働く人や散歩をしている人など適度な距離に人の姿が確認できる。
- ランドマーク:ライトアップするランドマークがあると夜景観賞がさらに楽しめる。
- 動きのある光:船、飛行機、工場、照明デザインなどの動きがあると夜景にも変化が生まれる。ランドマーク(東京タワー、東京スカイツリー、レインボーブリッジ、ゲートブリッジ、ベイブリッジなど)の照明デザイン変化周期をあらかじめ調べ、それを目当てに訪れるのも良い。
乗船だけではない『竹芝ふ頭/竹芝客船ターミナル』の魅力
中央広場にそびえる竹芝客船ターミナルの顔。後ろに見えるのがゆりかもめ。
スタートは『竹芝ふ頭』にある『竹芝客船ターミナル』から。ゆりかもめ『竹芝駅』に隣接、JR『浜松町』駅から徒歩で約8分、都営浅草線や大江戸線の『大門』駅からも約11分と好アクセスの場所にあります。浜松町は東京モノレールの始発・終点駅でもあるので、都内勤務や在住の方はもちろん、旅行者にとっても立ち寄りやすい場所ではないでしょうか。
そうはいっても、船に乗るなどの特別な用事がないとなかなか訪れない場所かもしれません。これからは”夜景を観るためにふらりと散歩に行く場所”として皆さんのリストに加えてくださいね。
トワイライトクルーズの夕景
■隅田川水辺夜景(浅草、押上、月島、晴海)では、月島の『中の島公園』から川沿いを散歩して『パリ広場』や『勝どき橋下のテラス』で夜景鑑賞をしています。東京タワーの照明デザイン変化周期もご紹介しています。
■通年楽しめる横浜夜景と期間限定アートイベントでは、山下公園→横浜港大さん橋国際客船ターミナル→象の鼻パークなどを散歩してます。
上記のいずれも、ガイドが提唱する『夜の水辺散歩』の好条件を備えているので、機会を作ってぜひおでかけください。
次のページでは、竹芝ふ頭で観賞できるライトアップされた『東京スカイツリー』『勝鬨橋』『晴海客船ターミナル』をご紹介します。