『ROOM in GREEN』に住むためのQ&A
でも、こんな素敵な部屋となると「すごくお金がかかるんじゃないの?」「植物お手入れはどうしたらいいの?」といった疑問も浮かんでくるもの。企画・運営するハプティック株式会社(goodroom運営)と株式会社パーク・コーポレーション(青山フラワーマーケット運営)に詳しく聞いてみました。Q:
家賃は高いんですか? 入居時に別途費用がかかりますか?
A:
『ROOM in GREEN』の部屋は、希望のエリア、予算、間取りにもよりますが、ワンルームであれば6万円台から借りられます。ちなみに、今回の内覧会の部屋の家賃は11万5千円(管理費5千円)です。一般的な一人暮らし向けの部屋よりは高く感じるかもしれませんが、代々木上原という立地と30m2という広さからすると、相場といえるお値段となっていると思います。
また、植物を置くことで、入居時に別途費用がかかるということもありません。
Q:
こんなに素敵な部屋なのに、どうしてそんなにリーズナブルな家賃なんですか?
A:
ハプティック株式会社では『TOMOS』という賃貸リノベーション物件を扱っています。以前『インテリア実例:帰りたくなる部屋に暮らす』という記事の中で取り上げていただきましたが、基本的に入居者が決まらずに困っている物件を扱っているため、もともと設定された家賃が低くなっています。さらに、一貫して設計・施工から賃貸の仲介まで行うため、リノベーションにかかる費用が抑えられ、家賃への上乗せも少ないのです。
ただし、『ROOM in GREEN』の場合は、通常のリノベーション賃貸より家賃が2千円程度高くなります。
Q:
『ROOM in GREEN』の部屋に住みたい場合は、どうしたらいいですか?
A:
まずは『goodroom』サイト内お問い合わせよりご連絡いただき、渋谷にある店舗にご来店ください。ご希望のエリア、予算、間取りなどご要望にそったお部屋をご案内します。
Q:
どんな植物を選んでいるんですか? これまで植物を育てたことがないのですが、大丈夫ですか?
A:
基本的に丈夫で育てやすい植物を選んでいます。日々のお手入れなど、植物の管理方法について入居時にお渡ししますので、ガーデニング初心者でも大丈夫です。
また、見た目には繊細な印象を感じる小さな葉の植物を中心に選んでいます。昼と夜で葉を閉じたり開いたり、成長することで緑のカーテンのようになったりと、日々の「植物の変化」を楽しんでもらいたいと思っています。
Q:
植物を置いてしまってから、あとで家具を増やしたくなったりすることもあると思います。暮らしにくくないでしょうか?
A:
インテリアについてはデザイン性だけではなく、賃貸の特性を考慮し、機能性も重視しています。例えば、壁面の棚は好きな場所に配置できる可動式なので、家具を増やしたときなどにも対応しやすくなっています。また、グリーンを飾るだけでなく、フタをすれば、書棚や小物置きとしても使えます。
また、植物を床置きすると、部屋が狭くなってしまいます。壁やライティングダクト、カーテンレールなど空間を利用することで、スペースを有効に使えるよう配慮しています。
一人暮らしでもできる! 緑のある暮らし
「緑のある暮らしがしたい。かといって、今すぐ引っ越すわけにはいかないし…」というあなたも必見。一人暮らしのための上手な植物の育て方について、花と緑のプロであるParkERs by Aoyama Flower Marketに聞いてみました。Q:
部屋にいる時間が短い一人暮らしの場合、どのような植物が育てやすいのでしょうか?
A:
比較的日陰にも強いポトスやポリシャスといった植物がおすすめです。光が当たらない状態が続くと、日光不足で葉の色が悪くなります。日中はカーテンを開けておくなど、部屋をなるべく明るくしておきましょう。。
Q:
一人暮らしの部屋で植物を飾る場合、おすすめのスペースはありますか?
A:
日光を確保できる窓辺がおすすめです。また、洗面所やトイレ・キッチンなど、ふとしたときに目につく場所に小ぶりなグリーンを置くのも、インテリアのアクセントとなって印象的です。
Q:
これまで何度も植物を枯らしています。上手く育てるコツはありますか。
A:
水が足りなくて枯らしてしまう方も多いですが、反対に水を与えすぎて根腐れをおこすケースもよくあるようです。根が常に濡れた状態だと窒息してしまうので、完全に土が乾ききってから水を与えるようにしてください。
また、直射日光を避け、明るい場所に置くこと。風通しも心がけましょう。人間が心地よい空間がグリーンにとっても居心地のいい場所です。ともに快適に暮らせたらいいですね。