iPhoneでUSB機器が使えるのは大きなメリット
フラットデザインとなったiOS7。好き、嫌いはあるとは思いますが、一般的には非常に高い評価のようで、とくにコントロールセンターは、誰にとっても使いやすいものだと思います。では、「iPadやiPhoneをDTMに使う」ということにだけ絞って考えた場合、iOS7はどんなものなのでしょうか? 従来のiOS6と比較してメリット、デメリットが双方あるように思えます。まずは、メリットから見ていきたいと思いますが、最大のポイントはiPhoneでオーディオインターフェイスやMIDIキーボードが利用できるようになった、ということではないでしょうか?
従来のiOS6でも、一部の認定オーディオインターフェイス、認定MIDIキーボードは、iPhoneで利用することができました。しかし、一般的なUSBオーディオインターフェイス、USB-MIDIキーボードはiPadでは利用できてもiPhoneでは使うことができませんでした。
というのも、これらUSBデバイスを使うためには、Camera Connection KitやLightning-Cameraアダプタを介して接続する必要がありましたが、これら自体をiPhoneが認識してくれなかったのです。
ところがiOS7となり、iPhoneでも利用できるようになったのです。これについてAppleから公式なコメントは出ていないようなのですが、iOS7リリース当日、ダメ元で試してみたところ、うまく動いてしまいビックリでした。この点の詳細についてはDTMステーションの記事でも当日取り上げて、大きな話題になりましたが、DTMユーザーにとっては非常にうれしいポイントですね。
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