DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

iOS7のiPad/iPhoneはDTMに使えるか?

iPhone5s/5cに続き、iPad Airや新iPad miniが登場し、いずれもiOS7となっています。このiOS7はDTMで使う上で従来とどんな違いがあるのでしょうか?メリット、デメリットを含め見ていくことにしましょう。

藤本 健

藤本 健

DTM・デジタルレコーディング ガイド

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっとこの分野を追ってきましたが、技術の進歩に伴いPCでできる音楽制作の幅はどんどん広がってきています。その長い経験と技術知識を元に、DTM・デジタルレコーディングのノウハウや情報を分かりやすくお伝えしていきます。

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iPhoneでUSB機器が使えるのは大きなメリット

iOS7

iPhoneでもUSBオーディオが利用可能になった

フラットデザインとなったiOS7。好き、嫌いはあるとは思いますが、一般的には非常に高い評価のようで、とくにコントロールセンターは、誰にとっても使いやすいものだと思います。


では、「iPadやiPhoneをDTMに使う」ということにだけ絞って考えた場合、iOS7はどんなものなのでしょうか? 従来のiOS6と比較してメリット、デメリットが双方あるように思えます。まずは、メリットから見ていきたいと思いますが、最大のポイントはiPhoneでオーディオインターフェイスやMIDIキーボードが利用できるようになった、ということではないでしょうか?

従来のiOS6でも、一部の認定オーディオインターフェイス、認定MIDIキーボードは、iPhoneで利用することができました。しかし、一般的なUSBオーディオインターフェイス、USB-MIDIキーボードはiPadでは利用できてもiPhoneでは使うことができませんでした。

というのも、これらUSBデバイスを使うためには、Camera Connection KitやLightning-Cameraアダプタを介して接続する必要がありましたが、これら自体をiPhoneが認識してくれなかったのです。

ところがiOS7となり、iPhoneでも利用できるようになったのです。これについてAppleから公式なコメントは出ていないようなのですが、iOS7リリース当日、ダメ元で試してみたところ、うまく動いてしまいビックリでした。この点の詳細についてはDTMステーションの記事でも当日取り上げて、大きな話題になりましたが、DTMユーザーにとっては非常にうれしいポイントですね。

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