見どころたっぷり! シュトゥットガルトの巨大クリスマスマーケット
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは屋台の屋根の飾りつけでも有名。最も美しい屋台を決めるコンテストが開催される
ニュルンベルク、ドレスデンと並んでドイツの三大クリスマスマーケットの1つに数えられるシュトゥットガルトのクリスマスマーケットは300年以上も続く歴史ある市です。
日本人観光客に人気のクリスマスグッズ専門店も
参考記事>>>シュトゥットガルト周辺のクリスマスマーケットめぐり
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットはとても大きく、街の中心にあるシュロス広場のあたりからシラー広場、市庁舎のあるマルクト広場の先まで続きます。広場と広場の間の道にも屋台が連なっているので街が丸ごとクリスマス! といった雰囲気。旧宮殿の中庭では毎晩コンサートも開催されるので、観光案内所でプログラム付きの地図をもらっておきましょう。
それでは、見どころいっぱいのシュトゥットガルトのクリスマスマーケットの様子を各広場ごとにご紹介していきましょう!
■シュトゥットガルトのクリスマスマーケット 2019
Stuttgarter Weihnachtsmarkt 2017
2019年の開催期間:11/27~12/23
開催時間:月~木曜 10:00~21:00 金・土曜 10:00~22:00 日曜11:00~21:00
シュロス広場には子どもたちの遊び場がいっぱい
宮殿があるシュロス広場にはスケートリンクや観覧車も登場。大人だって童心に返って楽しんでいます
手作りの温もりが感じられる木製のモビール
シラー広場では地産のグリューワインが大人気
体の芯からじんわり温まるグリューワイン。こちらのものは特産のトロリンガーワインを使用
シュロス広場のすぐ先、旧宮殿とシュティフト教会のあるシラー広場では飲食店の屋台がひときわ賑わいをみせています。ビールにソーセージにフラムクーヘン(ピザの1種)など様々ですが、なかでも羊の看板が目印の屋台ではこの地の名産赤ワイン、トロリンガーのグリューワイン(スパイス入りホットワイン)が飲めるとあって連日たくさんの人で盛り上がります。
飲み終わったカップは返却するとデポジットが戻ってきますがお土産に持ち帰ってもOK。シュトゥットガルトの紋章入りのカップは旅の良い記念になりそうですね。
毎晩コンサートが開催される旧宮殿の中庭
旧宮殿の中庭では期間中毎晩コンサートが開かれます。イルミネーションも幻想的でとっても素敵。日によって17~18時くらいからのスタートなのでプログラムでチェックしてみてくださいね。
カールス広場はアンティークとフィンランドのクリスマス市
フィンランド風のクリスマスマーケットでは直火で焼いたサーモンやトナカイのハムも楽しめる
旧宮殿の隣に広がるカールス広場では、フィンランドのクリスマス市とアンティークマーケットが開催されています。
アンティーク市で掘り出し物がみつかるかも
大きなテントが張られたアンティークマーケットのなかにはアクセサリーやおもちゃ、クリスマスグッズなどのアンティーク雑貨がぎっしり。フィンランドのクリスマス市では直火焼きのサーモンやトナカイのハム、フィンランド製のビールやグリューワイン「グロッギ」を味わうことができます。大きなパオ風のカフェの中でたき火にあたりながらいただくのもいいですね。
マルクト広場では市庁舎がアドベンツカレンダーに変身
市庁舎が大きなアドベンツカレンダーに変身。てんこもりに飾り付けられた屋台を見て歩くのも楽しい
市庁舎のあるマルクト広場はメイン会場の1つ。市庁舎の窓にはそれぞれ数字が書かれていて「世界で一番大きなアドベンツカレンダー」になっています。入口には巨大なクリスマスツリーとくるみ割り人形もそびえています。この広場は屋台の数も多く、グリューワインにソーセージ、シュヴァーベンの地方料理といった飲食系から雑貨系まで種類も豊富。屋根の装飾もそれぞれに趣向を凝らしていてとても見ごたえがあります。
高級デパート・ブロイニンガーもクリスマス色に
市庁舎の向かいに建つ高級デパート「ブロイニンガー」もクリスマスバージョンでいっそう豪華な姿に。こちらのデパートは高級ファッションブランドや靴が充実していることで有名なので好きな人はチェックしてみてくださいね。暖を取るためのウィンドウショッピングもおすすめですよ。
■シュトゥットガルトへのアクセス
日本からドイツへの直行便はフランクフルトかミュンヘンに到着しますが、シュトゥットガルトへのアクセスはフランクフルトからの方が便利。フランクフルト空港からシュトゥットガルトへはICE(新幹線)でアクセスできます。
鉄道:フランクフルト空港からシュトゥットガルト中央駅まで約1時間10分
【関連記事】