緑あふれる産業都市、シュトゥットガルト

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豊かな自然のなかに歴史的建造物が並ぶ美しい街。写真は街の中心に広がるシュロス広場 (C)Stuttgart-Marketing GmbH

シュトゥットガルトは、バーデン・ヴュルテンベルク州の州都で、ミュンヘンに次ぐ南ドイツ第二の都市。メルセデス・ベンツやポルシェなど自動車産業のイメージが強いですが、実は市街地のすぐ近くまでぶどう畑が広がる自然豊かな街でもあります。

シュトゥットガルトには、博物館や美術館、世界的に有名なオペラやバレエ、美味しい物が集まる市場からブランド品までバラエティに富んだショッピング、地元産ワインにグルメ、カンシュタット祭り(オクトーバーフェストに次ぐ大規模なビール祭り)やヨーロッパ最大のクリスマス市……と楽しみが盛りだくさん。郊外にもルートヴィヒスブルク城や木組みの家並みが可愛らしいエスリンゲンなど魅力ある名所が多いので、できればゆっくり滞在して周辺の街も訪れてみてください。

シュトゥットガルトへのアクセス

日本からドイツへの直行便はフランクフルトかミュンヘンに到着しますが、シュトゥットガルトへのアクセスはフランクフルトからの方が便利。フランクフルト空港からシュトゥットガルトへはICE(新幹線)でアクセスできます。
  • 空路:フランクフルト空港から約30分
  • 鉄道:フランクフルト空港から約1時間10分

中央駅周辺

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中央駅から延びるケーニヒ通りはデパートやブティックが並ぶショッピングストリート

シュトゥットガルトの鉄道での玄関口となるのが、シュトゥットガルト中央駅。駅舎の上で回るベンツマークが印象的です。駅前には観光案内所があるので、ここで情報収集してから街歩きを始めるといいでしょう。駅前から南へ延びるケーニヒ通り(Königstr.)は、約1kmもあるドイツ最大の歩行者天国。デパートや大型チェーン店などが並ぶ賑やかなメイン・ストリートです。

街のシンボル、広大なシュロス広場

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街の中心地にあるとは思えないほど広大なシュロス広場に鎮座する、豪華な新宮殿

ケーニヒ通りを進んでいくと左手に見えてくるのがシュロス広場。新・旧の宮殿や劇場、美術館など観光スポットが集中する建つ広大な広場は、市民の憩いの場でもあります。ここから始まる緑地帯は「グリューネU(緑のU)」と呼ばれ、Uの字形に5kmにも及ぶそう。中心街にこんな広大な庭園があることからも、この街がいかに自然を大切にしているかがうかがえます。

街歩きが楽しい旧市街

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シックな店が多いカルヴァー通りにはショッピング・アーケード「カルヴァー・パッサージュ」もある

シュロス広場の南は旧市街の中心地。市庁舎のあるマルクト広場周辺は高級デパートのブロイニンガーやマルクトハレ(市場)、カフェが並び、買い物客で賑わっています。ケーニヒ通りの西側にあるカルヴァー通り(Calwerstr.)は、木組みの家が並ぶ趣のある通り。ブティックやアクセサリーなどの専門店、レストランなどが多く、ちょっとシックな雰囲気です。

ワインを楽しむならボーネン地区で!

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地元の人たちに人気のワインレストランやアンティークショップが点在するボーネン地区

旧市街のなかの旧市街ともいえるのが、マルクト広場から国道を隔てた反対側にあるボーネン地区。街の中心とは思えない静かな一角に、アンティークショップやギャラリー、地元客に人気のワイン酒場が点在しています。おいしい郷土料理と地産のワインを楽しむなら、地元の人たちと盛り上がれるワイン酒場がおすすめ!

ベンツとポルシェの博物館めぐり

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カーマニアの聖地ともいえるシュトゥットガルト。ポルシェの博物館は近未来的な建物も話題

「車の街」シュトゥットガルトを代表するメルセデス・ベンツとポルシェの博物館はそれぞれ郊外にありますが、電車で数分とアクセス良好。どちらも見ごたえたっぷりなので、カーマニアでなくても一度は訪れてみたいところ。2009年にオープンしたポルシェ博物館はモダン建築の傑作としても一見の価値ありです。

近郊の名所、ルートヴィヒスブルクとエスリンゲン

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カラフルな木組みの家が残る「中世の街」エスリンゲン。クリスマス・マーケットの時期は可愛さ倍増!

シュトゥットガルトの近郊には、魅力的な名所が点在しています。なかでも「バロックの街」として知られるルートヴィヒスブルクの宮殿や、木組みの家が並ぶ「中世の街」エスリンゲンはぜひとも訪れたいところ。この二つの街は個性的なクリスマスマーケットでも有名で、その美しさはため息もの! シュトゥットガルトの世界最大のクリスマスマーケットと合わせて「クリスマスマーケットめぐりの旅」もおすすめです。