苦手な飲み会カラオケを乗り切るには
苦手な飲み会カラオケを乗り切る!
とは言え、お酒の場でのカラオケは決して「歌唱力コンテスト」ではありません。「上手く歌わなきゃ……」と気負うのではなく、周りと一緒に楽しんだり盛り上げたりすることで、コミュニケーションの場として活用すれば良いのです。そんな、カラオケの場を楽しくするための方法を紹介します。
メドレー曲を選んで周りを巻き込む
選曲の順番が回ってきた、でも自分1人で1曲をフルに歌うのは辛い……。そんなときは、周りを巻き込んだ選曲をすると良いでしょう。メドレー曲を選曲し、周りに対して「マイク回し歌い」を提案してみてください。曲が替わるごとにマイクを隣の人に回しながら、全員が順番に歌うようにするのです。メドレーの一部分を歌うだけで済みますので、1人でフルに歌うよりも気は楽になるはずです。メドレーを「マイク回し歌い」することで、歌唱力の差が目立ちにくくなるという効果もあります。たとえば、歌が得意な人であっても、たまたま自分の知らない曲が回ってくれば、上手く歌えないこともあります。逆に、カラオケに自信のない方の場合、自分に回ってきた曲について、たとえ知っていたとしても知らないフリをすることで、「それなら歌えなくても仕方ないね」と周りに思わせることもできます。そういう場合は大抵、その曲を知っている人が代わりに歌い出すものなので、あとはその人に任せておけば良いでしょう。
全員で歌える曲を選んで盛り上げ役に徹する
全員で一緒に歌うことも、場の一体感を作るという意味においてオススメの楽しみ方です。自分に選曲の順番が回ってきたら、全員で歌える盛り上がり系の曲をセレクトし、「みんなで一緒に歌おう!」と呼び掛けてください。事前にカラオケの得意な人に「相方」をお願いし、「相方」の2人でマイクを持って歌うようにしておくと心強いはずです。曲が始まったら、とにかく元気に歌ってください。大抵の盛り上がり系の曲は歌いやすくできているので、少々音程を外しても勢いでカバーすれば十分です。そして、徐々に「相方」にメインボーカルを任せつつ、自分は盛り上げ役に専念していけば良いでしょう。フレーズの切れ目で周りにマイクを向けて合いの手を求めるのも良いですね。とにかく、全員で一緒に歌う雰囲気を作っていくのです。
マイクを使って盛り上げることで、実際にはそれほど歌っていなくても、「カラオケそのものを楽しんでいる」という雰囲気は伝わるものです。そうすれば、歌唱力を披露せずとも、「カラオケ上手な人だ」という印象を与えることができるのです。
「気配り」で周りが歌いやすい雰囲気を作る
無理に自分が歌わなくても、カラオケの場で「気配り力」を発揮できれば、周りからの好感度が上がることでしょう。たとえば、歌を聴くときには、歌っている人をじっと注目してあげてください。その際、歌を聴きながら軽く手拍子をすると、手拍子の輪が周りに広がって、カラオケルーム内に一体感を作ることもできます。カラオケ好きな人に対しては、こちらからリクエストをしてあげると喜ばれます。歌い終わったときに、お礼とともに褒め言葉を掛けてあげれば完璧です。このように、歌い手を上手に持ち上げて周りが気持ち良く歌える雰囲気を作ることで、気持ちの良いカラオケの場とすることができるのです。
点数競争ではない採点ゲームの楽しみ方
「採点ゲームをしよう!」という場の流れになってしまうと、歌唱結果が数字として表されてしまうため、カラオケの苦手な方にとっては辛いものです。そこで、少し変わった採点ゲームの遊び方を紹介します。名づけて、「採点ポーカー」です。最近のカラオケ採点ゲームは、点数を小数点以下3ケタまで表示するものがほとんどです。つまり、95.347点といったように、5個の数字で表されるのです。この5個の数字を、ポーカーゲームの「札」に見立てます。すると、たとえば92.242点であれば、「2」が3個でスリーカードになり、84.657点であれば、「45678」と繋がるのでストレートになります。このように、採点結果の数字を基に「役点」をつけて、「役点」の一番高かった人を勝ちとするのです。
このルールであれば、歌唱による採点勝負とは違って、運による要素が大きいので、平等な勝負が楽しめるはずです。さすがにロイヤルストレートフラッシュは無理ですが、88.888点とか99.999点といったファイブカードを出せたら、部屋中が大盛り上がりになることでしょう。あまり高得点とは言えない77.777点であっても、ファイブカードとして周りから大拍手を浴びること請け合いかと思います。
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