昆布とじゃこの佃煮レシピ! 作り置きにもおすすめ
ごはんをおいしくする佃煮は、お弁当にぴったりの作り置きおかず。おにぎりやお茶漬けの具にもなるので、いつも冷蔵庫に置いておきたい常備菜の1つですね。佃煮、そのルーツは江戸時代にあります。
徳川家康の命を受け、江戸城の魚をまかなうために摂津国(大阪)から呼ばれ日本橋東詰に天領が与えられた森孫右衛門一門。家光の時代には干潟を賜り、その地に故郷の西城郡佃村の名をとって付けられたのが「佃島」。将軍家に献上して余った雑魚を自家用に醤油煮にしていたのを、試しに売り出したらこれが大評判!これが佃煮の原型と言われ、保存も利くことから参勤交代の江戸土産などとしても人気となり、佃島界隈は佃煮屋が何軒も軒を並べたそうです。
さまざまな魚介や豆などの佃煮がありますが、今回は、刻み昆布とじゃこを甘辛く煮ました。シンプルな材料ながら、うまみたっぷり。冷蔵保存で2週間以上長持ちします。お弁当やふだんのごはんのお供にどうぞ。
昆布とじゃこの自家製佃煮の材料(作りやすい量)
昆布とじゃこの自家製佃煮の作り方・手順
昆布とじゃこの自家製佃煮
1:昆布を水で戻す

刻み昆布は5分水につけて戻した後、水気をよく切ってから4~5cmの長さに切る。(それぞれの指定された時間に準ず)
2:鍋で昆布とじゃこを水から煮る

鍋に水と昆布、じゃこを入れて火にかける。沸騰したらアク取りし、みりんと砂糖を加えて5分煮る。
3:醤油を加える

醤油を加えてさらに煮る。
4:落とし蓋をして弱火で20~30分

クッキングペーパーを落とし蓋代わりにしてかぶせ、さらにフタをして弱火で20~30分、煮汁が少なくなるまで煮る。
煮詰まって焦げないように注意
5:煮汁を完全に飛ばす

煮汁がなくなってきたらクッキングペーパーをとり、火を強めて軽く混ぜながら煮汁を飛ばす。テリが出て煮汁がなくなったら火を止め、最後に白ごまを加えて混ぜる。