子供の行事・お祝い/七五三

千歳飴の由来と七五三のお返し事情(2ページ目)

七五三に欠かせないものの一つ、千歳飴。千歳飴は、お祝いにいただくものでもあり、内祝いとしてお贈りするものでもあります。そんな千歳飴の由来と七五三のお祝いのお返しについて、ご紹介します。

高橋 真生

執筆者:高橋 真生

子育て・教育ガイド

七五三のお祝い返しはどうすればいいの?

七五三写真

七五三は子どもの成長を祝うもの。どうぞ楽しんで!

まず、子どもの成長祝い(七五三や初節句・入園・入学)は、基本的にはお返しは不要です。

しかし、何もお返ししないのも落ち着かないということで、内祝いとしてお祝い返しをする人が徐々に増えているのも事実。というわけで、次からは一般的な七五三のお祝い返しについてご説明します。

七五三のお祝い返しによく用いられるのが、千歳飴やお赤飯・菓子折りです。千歳飴については、子どもに贈るものとは別に、お祝い返し用にのし袋入りのものも販売されています。のしを付ける場合は、上段には「内祝」を、下段には子どもの名前を書きます。水引は紅白の蝶結びです。

また、どのお返しにも言えることですが、お返しはなるべく早くというのが鉄則です。特に七五三の場合は、記念写真を付けようと考えている間にあっという間に時間がたってしまうこともあるので、ご注意を。お祝いをいただいてから1ヶ月以内にはお返ししましょう。

両親や親戚からお祝いをいただいた場合は、宴席を設けて招待することがお返しとなります。その場合内祝いは不要です。逆に両親からお祝いの食事に招待された場合や、遠方の場合は、内祝いとしてお返しを。前述の通り、千歳飴やお赤飯・菓子折りなどが定番です。お礼状と写真を添えて贈ることが多いようです。

近所の方や友人からお祝いをいただいたときのお返しには、千歳飴がおすすめです。高額なお金や品物をいただいた場合は、お菓子や日用品などを。なお、お返しの目安は3割程度です。

とはいえ、元々お返し不要と言われている七五三のお祝い。あまり悩まずに、お祝いしてくださった方に感謝の気持ちが伝わるものをお贈りしましょう。伝統にのっとり、千歳飴をお贈りする場合は、飴や袋を手作りするのも喜ばれます。

思い出に残る七五三になりますように!

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