千歳飴の由来は?

千歳飴写真

かわいらしい袋に入った千歳飴は、それだけでも華やかで縁起のよいものです。

七五三のお祝いに欠かせないものの一つである千歳飴。慣れない晴れ着におすまし顔で千歳飴を手に持つ子どもたちの姿は、なんともかわいらしいものですよね。

千歳飴は、子どもの成長を喜んで作られた紅白の棒状の飴。飴を作るときに引っ張ってのばすことから、長生きできるようにとの願いがこめられており、「千年飴」「寿命糖」とも言われています。袋にも縁起の良い鶴亀・松竹梅などが描かれた縁起菓子です。

起源は江戸時代で、飴売りの七兵衛が浅草で売り始めたという説、大阪の平野甚左衛門が売り歩いたという説があります。

七五三を控えた10月、この千歳飴の袋詰め作業が全国の神社や菓子屋で行われます。近年では、千歳飴だけでなく、祝い箸や学業成就の鉛筆・お守りなどを入れているところも。また、伝統や格式を重んじる菓子屋では、作った千歳飴を神社に納めお祓いを受けたものを売ることが多いとか。

最近は、写真店での記念撮影パックに千歳飴が入っていることも多いようですが、元々は、お参りをした神社や親しい人からいただくものでした。また、逆にお福分けとして、七五三のお祝いをくださった方に千歳飴を返す風習のある地域も多く見られます。

千歳飴には、お祝いとして子どもがいただくものでもあり、お祝いのお返しとしてお贈りするものでもあるという、2つの面があるのです。

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