10.1インチ LaVie Tab E TE510/N1B 本体チェック
10.1インチモデルは、クワッドコア1.2GHz、1GB RAM、32GBストレージと標準的なハードスペックを備えている。重さ560gで薄さが8.6mmと薄型なところが持ちやすく、安っぽさがなく好感触だ。前面
フレームはやや大きめだが、その分4辺どこも持つスペースがあり、持ちやすい。上面中央に約30万画素のインカメラを備える。
上面
電源ボタンとヘッドフォン端子を備える左側面
上から音量上下キー、MicroHDMI端子、Micro USB端子を備える。背面
上下に半光沢、中央にマット処理された3ピースな背面は、上部右に約500万画素のリアカメラを備え、中央にNECのロゴを配置する。7インチ LaVie Tab E TE307/N1W 本体チェック
デュアルコア1.2GHz、1GB RAM、16GBストレージ、OS4.1と、低価格ながらまずまずのスペックを搭載する。10.7mmの厚みと350gとやや重いところ、リアカメラ非搭載なところが残念だが、GPS搭載なので位置情報サービスが活用できるのはメリットだろう。前面
オーソドックスな前面だが、上下フレームは側面側に沈み込んでいる。インカメラが上部左上に配置されている。上面
左にMicroUSB端子、ヘッドホン端子、右に電源ボタンを備える。右側面
MicroSDスロットと音量上下キーを備える。背面
背面は側面側に大きめのラウンドが切ってあり、右上側に塞いであるがSIMスロットのような形状がある。背面質感は光沢処理されている。LaVie Tab E TE307/N1W、TE510/N1Bを使ってみた
まず、10.1モデルだが、実売は3万4860円ということもあり、もっと大ぶりかと思ったが、10mmを切る薄さや560gの軽量さで現行のミドルクラス以上の上質感のあるタブレットだ。液晶表面は滑り過ぎず指にしっかりフィットするので、画面スワイプやタップが初心者でも確実にできるだろう。やや指紋が付きやすいの気になるところだが、価格を考えれば、そう問題とはならないと思われる。
MicroHDMI端子を備えているのもポイントだ。ケーブルを用意するだけで、家庭用液晶テレビに出力できるので、仕事や家計簿などの実用のほか、ゲームや動画などをテレビでも楽しむことができる。価格を考えるとコスパは良いといえるだろう。
逆に7インチモデルは、デュアルコアにフロントカメラのみと、シンプルな機能だ。実売1万7850円という価格を考えれば、妥当なスペックとも言えるが、クアッドまたはリアカメラ搭載のどちらかは採用してほしいところだ。とはいえ、シンプルな端末は多少のことは気にせずガンガン使えるというメリットもある。10.1インチと組み合わせて、クラウド経由でのビューやゲーム端末として活用すれば、生きてきそうだ。
デュアルコアなので、若干もっさり感はあるが、子供用やラフなサブ機利用、GPSを利用して簡易ナビなどで活用すると良さそうだ。
付属アプリはなかなか実用性が高い
付属アプリは、無線設定ツール、ウイルスバスター モバイルなどのツールがあり、初心者層にも親切な構成だ。また、KINGSOFT Office for Androidが搭載されており、Word、Excel、Powerpointファイルの閲覧と編集ができる点は、実用性が高い。特に10.1インチモデルは、現在のAndroid環境のアプリやサービスをフルに利用することができるだろう。10点マルチスポットなので、タッチの反応もよい。またBluetoothキーボードなどを繋げれば、家庭用のインターネット端末としても利便性はありそうだ。
7インチと10.1インチの両方を入手しても5万円前後ですむコストパフォーマンスはなかなか魅力的だ。これからタブレットデビューを考えている人であれば、検討しても良いだろう。
【関連サイト】
7インチ LaVie Tab E TE307/N1W / 10インチ LaVie Tab E TE510/N1B