東京駅3.5キロメートル圏内で
70平米以上の広さに希少性
まず、「プラウド両国」のマンションギャラリーを訪問しました。チーフの大谷望さんに、このマンションの最大の特徴を伺ったところ、「東京駅から3.5キロメートル圏の都心立地で、全戸70平米を超える広さがあることです」とのこと。その理由として、東京駅3.5キロメートル圏内の新築マンションの平均面積は約63平米であるのに対し、プラウド両国は平均約76平米あり、立地における広さに希少性があるというのです。マンションを建築するまとまった土地の価格が上昇傾向にあることに加え、東北復興需要や東京五輪の整備などで建築コストも上昇するため、今後は新築マンションのコストが上がっていくと考えられています。1戸の販売価格を抑えるために、面積をこれまでより小さくするというのが、一般的に行われる手法です。したがって、「都心立地の場合、今後は面積を小さくして販売する傾向が強まる可能性が高いので、70平米以上というのは、より得難い広さになってくるでしょう」という大谷さんの指摘には納得感があります。
三方道路、全戸南向きなど
日当たりや開放感が得られるランドプランに
さて、マンションの模型と現地で撮影した写真とを合わせて、ランドプランに目を向けてみましょう。土地がスクエアな整形で、3方を道路に面している点が、このマンションの大きな特徴です。3方は隣接する建物とは道路をはさむので、開放感や採光、通風に有利といわれています。しかも、ワンフロア4住戸なので、両端は角住戸になるため、住戸の3面に開口部を設けることができます。また、全戸南向きであることに加え、建物南側の敷地部分に専用庭や駐車場のスペースを配すことで、さらに向かいの建物と距離を保ち、日当たりや開放感が期待できるプランになっています。
次は、モデルルームで住戸プランを見ましょう。
南向きのバルコニーのサッシは、逆梁工法によってハイサッシが採用されており、さらに日当たりや開放感が得やすいようになっています。また、全戸70平米以上の広さを確保しているので、納戸やウオークインクロゼットなど収納が多いことも特徴です。
全戸に納戸(左)、ウオークインクロゼット、天井まで使えるクロゼット(右)があり、収納が豊富
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