新築マンションではまだ少ない
低炭素建築物に認定
住宅取得検討者でも、まだ「低炭素建築物」への認知度は低いといっていいでしょう。地球温暖化の主な原因である温室効果ガスの中でも、大きな割合を占める二酸化炭素の排出を減らすことが、国際的な課題となっています。そこで、「都市の低炭素化の促進に関する法律」が2012年12月に施行され、「低炭素建築物認定制度」が設けられました。プラウド両国は、その制度を建物全体だけでなく住戸ごとにも認定を受けています。そこで、認定基準をクリアするための措置について伺いました。まず、外気に直接触れる面が多い最上階や最下階の角住戸の外壁の断熱材を厚くしたり、1階住戸の床下断熱を厚くしたり、壁・床・天井に隙間なく断熱材を入れるように折り返して施工したりして、構造上の断熱性能を強化しています。さらに窓からの熱の出入りを抑制するために、住戸によって、断熱性能の高い複層ガラスや二重サッシを採用しています。
認定基準では、設備機器によるエネルギー負荷の軽減や効率化も求めています。エコジョーズ(高効率ガス給湯器)、断熱浴槽、LED照明などのほか、水優先吐水機能付きキッチン水栓(節湯水栓)も採用しています。これらを組み合わせることで、高い省エネルギー性を実現しているわけです。
こうしたマンションに住むことで、水道光熱費が抑えられるというメリットがあるだけでなく、政府の支援策によって、住宅ローン減税の拡充(一般住宅に比べて最大控除額で100万円上乗せ)やフラット35S(フラット35の金利を一定期間0.3%引き下げる優遇制度)の引き下げ期間拡充(一般住宅の5年間より5年長い10年間)などのメリットもあります。
※低炭素建築物(住宅)については、ガイドの執筆記事「政府の支援策や光熱費削減で注目される低炭素住宅」にも詳しく説明しています。
現地周辺は大型スーパーや大小の公園
保育園、学校などが近い
都営大江戸線の両国駅
都営大江戸線で両国駅に到着して、歩いて6、7分で現地に着きました。既に説明したとおり、3面道路の整形地である点が特徴です。
現地の目の前がバス停なので、電車だけではなく、バスも日常のアクセスに利用できそうです。
さて、再び駅に戻る途中には、小学校のほか、いくつかの保育園がありました。
現地の目の前に大塚駅前行きのバス停
大通り沿いのいろいろな店をのぞきながら、JR両国駅に向かいました。都営大江戸線の両国駅をさらに超えて、江戸東京博物館、国技館と2つの大きな建物を抜けることになりますが、JR利用の場合も十分徒歩圏内と言えるでしょう。
緑町公園など、周辺には大小の公園が多い
JR両国駅前。都営大江戸線の両国駅から国技館と江戸東京博物館を越える