映画/口コミでおすすめのコメディ映画(邦画)

23歳の西田尚美が魅せるコメディ映画「ひみつの花園」

「ひみつの花園」は西田尚美の映画デビュー作品。リズミカルさが、まさにスラップスティックコメディで、23歳の内に秘めた躍動感が素敵です。様々な映画祭で主演女優賞や新人賞を受賞しました。

投稿記事

国内外の映画祭で賞を受賞したコメディ作品

 

 

■作品名
ひみつの花園 (1997) 

■監督

矢口史靖

■出演
西田尚美(鈴木咲子)、利重剛(江戸川助手)

■おすすめ理由

恥ずかしながら、西田尚美という芸名は頭の隅にもありませんでした。テレビのしかもNHKのバラエティコント番組『LIFE』で大女優を思わせる出演者が恥じらいを含みながら、演じていました。しばらくして、NHKの番組雑誌で西田尚美であることを知りました。

何かのついでで、西田尚美を検索してビックリ。多くの、映画やテレビに出演していて、これまたNHKドラマ『とんび』で、主人公の目の前倉庫の積み荷が落下して死んだ妻役を演じた女優でした。小泉今日子の女将役も良かったのですが、導入部で印象に残る素敵な役でした。

それまで『ひみつの花園』は語感が、何か別の「ハナゾノ」のような淫靡な風で、避けていましたが、西田尚美の映画デビュー作品であることも知り、覗いてみました。リズミカルさが、まさにスラップスティックコメディで、23歳の内に秘めた躍動感が素敵です。

第7回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞、第17回ハワイ国際映画祭審査員特別賞、主演女優賞、第21回日本アカデミー賞新人賞を受賞した作品であることにもまたまたビックリ。「バラエティコント番組で恥じらいを含みながら」などは演出と演技です。だまされました。

エンディングの『春咲小紅』は映画制作16年前の矢野顕子のヒット曲です。元気な咲子を象徴しています。図書館司書役でカメオ出演しているモダンチョキチョキズの濱田マリがカバーしているのもいい感じです。

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