フットサル/フットサルとは?

7年後の五輪でサッカーとフットサルの融合が見られる(2ページ目)

今回はフットサル代表選手がサッカー代表に選ばれた事案などから、フットサルと五輪に関してご紹介します。

佐久間 紀成

執筆者:佐久間 紀成

フットサルガイド



大切なことは「この今」をどう未来に繋げていくか

マイナースポーツが五輪の正式種目になる重大さや、「フットサルを五輪競技に」という気持ちは重々分かりますが、今この瞬間もフットサル界は存在し、その中で現状をしっかり受け止め、今できることは何か? 改善することは何か? そして、新たなことに挑戦しながらこれからの未来に向かっていくことが、フットサル界の更なる発展に繋がると私は思います。もちろん、いつかフットサルが五輪種目になった時、東京五輪決定より喜ぶ自信は今から溢れていますが。


裾野を広げる

今、週に一回小学生の子供達にフットサル教えています。その子供達は皆サッカーもやっています。当初トラップの仕方などサッカーの癖が抜けませんでしたが、徐々に理解してくるとフットサル特有の動きなども覚え始めました。そして、局面局面での選択肢が増えるなど、サッカーにもそれが活きることを少しずつ実感し始めています。

この子達が2020年にフットサルで五輪に出場することはできませんが、冒頭でご紹介した北川夏奈選手同様、サッカー選手として、フットサルとサッカーの融合を見せてくれる可能性は十分にあります。以前「サッカーはフットサルにも活きる」でもご紹介しましたが、海外ではそういった選手が数多く存在します。そういったことも、フットサル界にとって今出来ることの一つだと思います。

そして、今出来ることをやり遂げた先に「フットサルが五輪の正式種目に」という日が訪れる。私はそう思います。

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