自宅ケアは外用薬&内服薬のWアプローチで

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自宅でもできるシミケアがあります

シミのケアを分類すると、自宅でできるものとクリニックで受けるものに大別できます。それではまず自宅でできるケアの種類から利点などをご紹介しましょう。

最も手軽に始められるのはやはり自宅で行うシミケア。具体的にはクリニックで処方する飲み薬や外用薬を使用してシミの解消を目指します。

 

1.内服薬

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約一か月分の服用薬。根気よく続けることが大切です

家庭で使用するシミケア用の内服薬は老人性色素斑、炎症後の色素沈着、肝斑などに有効です。即効性は期待できませんから気長に続ける必要はありますが、肌への刺激が少ないというメリットがあります。予算的にも低価格から始められるのも魅力。より大きな効果を狙うならクリニックでのケアを併用するのが良いでしょう。

 
■ビタミンC
元祖美白成分ともいえるのが「ビタミンC」。紫外線を浴びることで発生する活性酸素の抑制やメラニン色素の働きを抑制します。シミ治療を目的とする場合、トラネキサム酸やビタミンEと一緒に服用することもあります。

平均価格帯:数百円~数千円(濃度、量により変化)
メリット:自宅で気長に続けられる
デメリット:劇的な変化はない。人によっては服用してお腹がゆるくなることもある。

■トラネキサム酸
止血剤としても使用される成分で、ニキビあとなど炎症が残る色素沈着や肝班など、レーザーをあてることで濃くなるシミに対して有効とされます。ビタミンCやEと共に処方されることが多い成分です。

平均価格帯:数百円~数千円(濃度、量によって上下する)
メリット:自宅ケアに取り入れられる
デメリット:止血作用があるため、血栓ができやすい持病を持つ人は使用できません。また継続して服用すると肝機能異常を起こすことがあるので時々休みながら使用する必要があります。


2. 外用薬

いわゆる塗り薬。老人性色素斑、炎症後の色素沈着、肝斑などに有効です。クリニックでのレーザー治療と併用することで即効性やより高い効果が得られます。

■レチノイン酸(トレチノイン)
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最近は赤みや皮むけが少ないクリニックオリジナル製品も登場(画像提供:松倉クリニック「ドクターミュープラス」のレチノール

ビタミンAの誘導体。皮膚の代謝活動を活発し、不要な角質と共にメラニンを排泄させると共に皮膚の再生を促す作用があります。ハイドロキノンと共に処方されることが多くあります。濃度によっては皮が剥けたり赤みなどの反応が出ることありますが、約1~2カ月で落ち着き、良い状態になっていきます。

平均価格帯:数百円~数千円(濃度、量によって上下する)
メリット:自宅ケアに取り入れられる
デメリット:皮が剥けたり、赤みなどの反応が出ることがある。妊娠中は使用不可。また使用完了後、6か月間は妊娠を控える(パートナーの男性も同様)ことが必要

 

■ハイドロキノン
メラニン色素を作るチロシナーゼ酵素の働きを抑える強力な美白剤です。アレルギーのある人は赤みが出たりや皮膚がむけることもあるので注意が必要です。シミ治療ではレチノイン酸とセットで処方されることが多いもが特徴です。

平均価格帯:数百円~数千円(濃度、量によって上下する)
メリット:自宅ケアに取り入れられる
デメリット:反応として皮が剥けたり、赤みが出ることがある

■トラネキサム酸
止血剤としても使用される成分。ニキビあとなどの炎症が残る色素沈着や、肝班などレーザーをあてることで濃くなるシミに対して有効です。

平均価格帯:数百円~数千円(濃度、量によって上下する)
メリット:自宅ケアに取り入れられる
デメリット:持病によっては血栓症の原因に。その場合は使用できない。


続いてはクリニックでのシミケアをご紹介!