代謝を上げることは食事でもできる!筋トレが苦手な人にも
食事や生活習慣に気をつけるだけでも、代謝はアップ!
代謝をアップするには筋トレが効果的!とはわかっていても、筋トレは苦手でなかなかできない方もいらっしゃると思います。トレーナーとしては、筋肉を鍛える喜びを分かち合い、あなたの代謝アップに貢献したいところですが、ここでは筋トレ拒絶派の方でも出来る代謝アップ法をご紹介しましょう。
代謝はカロリーと脂肪の燃焼を手伝ってくれる
あなたの味方、代謝という名のお手伝いさん
あなたのカラダの中には代謝というお手伝いさんがいると考えて下さい。あなたが今この記事を読んでいる間にも、そのお手伝いさんはスムーズに生命活動を行い、休むことなく働き続け、カロリーと脂肪を燃やす助けをしてくれています。このお手伝いさんはあなたのカラダがする全てのことに関わっているといっても過言ではありません。
そしてこのお手伝いさんがより早くスピードアップして働けば働くほど、カロリーを燃やせて、より楽にスリムになれるということ。
この代謝、ある程度は年齢や性別、遺伝などで働きは決まってしまいますが、まだまだあなたに出来る改善の余地は十分にあります! 基礎代謝を一気に上げることは難しいですが、正しく食事を摂り適度なエクササイズをすることで1日500kcalから600kcalを余分に燃やすことが出来るのです。
このあとご紹介する内容を習慣にして、怠けた代謝に喝っ!をいれましょうね。
代謝を上げる食事法6つ
■朝食はコールドプレスジュース朝食を食べないと体温も上がりにくいので代謝が目覚めません。朝食を食べない人はきちんと食べる人に比べ、4.5倍も肥満になる確率が高くなったとの報告もあります。一番のオススメは生野菜や果物のジュース。特に低速搾汁のジューサーで絞ったものがいいでししょう。野菜や果物のジュースは消化吸収に負担がかからず酵素をたくさん摂れるので、消化酵素の節約に繋がり、代謝の為に必要な酵素を十分摂取できるので代謝アップに繋がります。
運動をしっかりしている人や、活動的な人は、それに卵料理などのたんぱく質を加えるといいでしょう。
ただし、自分のライフスタイル上、朝はどうしても時間が取れない!という人は、起きてすぐの食事ではなく、ナッツやゆで卵など手軽に食べられるものを手元に置き、朝食を午前のおやつタイムとの位置づけにしてもいいかも。
代謝はもちろん上げるに越したことはないけれど、1日のトータルの摂取カロリーが増えてしまっては元の木阿弥です。1日の摂取カロリーを考えながら食べましょう。
■プロテインリッチな食事を
毎食にプロテイン(たんぱく質)を摂ることは、1番のカロリー消費屋さんである筋肉を作り、維持することに役立ちます。一度の食事で30グラムのプロテイン摂取量を目指しましょう。30グラムとは、だいたい、鶏胸肉なら約115グラム、ローファットのカッテージチーズで1カップほどになります。
■脂っこいランチはカルシウムで±OK!?
サラダがいいのはわかっていても、揚げ物の魅力に勝てない日もありますよね。そんな時はおやつとしてカルシウムたっぷりの牛乳を240mlか、ローファットヨーグルトを170g食べましょう。カルシウムは脂肪の代謝に働きかけ、余分な脂肪を排出する助けになるようです。ただし、サプリメントではこの効果は期待できないのでご注意を。
■カプサイシン
唐辛子に含まれるカプサイシンも脂肪燃焼力が高いと有名ですが、摂り過ぎても意味はありません。1日に赤唐辛子か青唐辛子をテーブルスプーン1杯ほどで十分。小瓶に入れて持ち歩くなどして食事に一振りして下さいね
■夜のたんぱく質は魚から
サーモンを選ぶときは塩鮭ではなく生をチョイス!
脂ののったサーモンやマグロ、イワシなどには、空腹感をなかったことにしてくれるオメガ3脂肪酸がたっぷり含まれています。この良質な脂質であるオメガ3脂肪酸は、脳に「もう満腹になったよ」という信号が素早く伝わるよう働くそうです。その上、サーモンには嬉しいおまけも。約100gのサーモンには、1番のカロリー消費屋さんである筋肉を維持するのに必要なビタミンDが1日の摂取量の約90%も含まれています。ですがここで注意していただきたいのは、出来るだけ養殖ではないサーモンを選ぶこと。夕食の献立に迷ったらサーモン!と覚えておいてくださいね。
■特に女性は鉄分をしっかり摂って!
月々ある生理が代謝に良くない影響を与えているとはなかなか考えつかないですよね。鉄分は筋肉に酸素を送る働きもしているので、鉄分が少なくなると筋肉に十分な酸素が届かず、エネルギーがなくなり代謝がつまずくというのが理由のようです。常日頃から鉄分はしっかり摂るように心がけましょう。ほうれん草やひじきだけでなく、レバーや赤身のお肉にも多く含まれていますよ。
代謝を上げる生活習慣法4つ
■コーヒーを飲むコーヒーに含まれるカフェインが中枢神経を刺激して心拍数や心臓の鼓動を増加させるため、コーヒーを飲む人は飲まない人に比べ代謝量が16%も高くなるそうです。コーヒーを飲む時はカフェイン入りを飲みましょう。だからと言って飲み過ぎには注意して下さいね!
■冷たい水を飲む
内臓は冷やしすぎないよう要注意!
1日に冷水を1.9リットルから2.8リットル飲む人は、1リットル飲まない人に比べ代謝が高いとの研究結果があります。カラダに入ってきた冷たい水を体内の体温に上げようとする働きが起きた時に数カロリーを燃やすのではないかと言われています。グラスに1杯飲んだだけでは大した量にはならないですが、習慣にすることで少しは体重減少に役立つかもしれません。
なかには内臓を冷やさないためにも冷たい水は避け常温の水を飲むことを習慣にしている方も多いと思います。実は私もそうでした。しかしながら、冷たい水の方が吸収率が速いとの研究結果もあり、私は冷たい水や常温の水をその時に応じて、例えば運動している時は冷たい水を飲むなど飲み分けています。できれば自分の体調や胃腸の調子に応じて、冷えすぎないよう加減をするのがベストかも。
■さぁ、緑茶を淹れよう
ここでも脂肪燃焼効果の高いカテキンが出てきます。1日に2~4カップ緑茶を飲む人は平均で1日50kcal余分にカロリーを燃やすという研究結果があります。それを体重に変換したら1年で約2キロ。効果を最大限引き出すには、出来ればペットボトルのお茶ではなく、自分で淹れたものを飲むといいでしょう。その時は茶葉を約3分浸け、暖かいうちに飲むと効果的なようです!
■寝る大人は痩せる
必要な睡眠がとれないことで、エネルギーの消費や食欲を司るレプチンやグレリンといったホルモンの分泌が阻害されてしまいます。7.5時間以下の睡眠の人はBMI値が上がるという報告もあります。出来れは8時間睡眠が理想的。
いかがですか? ここに挙げたすべてを習慣にすることは出来なくても、いくつかを取り入れることは出来るのではないでしょうか。期間を決めて減量に励んでいる方はもちろんなのですが、ダイエットとは生活習慣でもあります。無理せず、でも自然で健康的な自分を目指している方もこの習慣をぜひ取り入れて下さいね!
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