2. 六法

「六法」とは、民法や刑法などの法令を掲載した書籍です。国語辞典のような少し分厚い書籍をイメージして下さい。司法書士試験の出題の中心は、この六法に掲載されている「条文」というものですので、1冊は六法を手元においておくべきです。

私は講師をしていますので、受験生の方から、「どの六法がよいのですか?」と聞かれることがよくあります。まず、「この六法でないと合格できない」などということはありません。しかし、司法書士試験の特性から以下の六法をお薦めしています。

1. 『模範小六法』(三省堂)

 
2. 『登記六法』(東京法経学院)


この2つの六法は、「持ち運べるコンパクトサイズである」「司法書士試験に特有の法令が掲載されている」という2つの要件を満たしているため、お薦めしています。後者の「司法書士試験に特有の法令」とは、具体的には不動産登記令・不動産登記規則・商業登記規則という法令です。これらの法令は、司法試験や行政書士試験においては不要であるため、掲載されていない六法も多いのです。

上記のどちらを選ぶかですが、それは、実際に書店に行かれて、引きやすそうだなと思うほうをお選び下さい。

なお、上記の2つの六法以外を使用されており、お使いの六法に不動産登記令・不動産登記規則・商業登記規則が掲載されていないという方も、無理に買い換える必要はありません。たとえば、以下のサイトから法令を閲覧することができますので、掲載されていない法令のみ、この方法で対処するということも可能です。

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