初主催イベント『主催者として恥かけない』
--その後6月にはlyrical schoolやいずこねこ、BELLRING少女ハートらも出演した『ゆるフェスモ!』を渋谷WWWで開催。出演者が「今旬なアイドル・グループ」集めた感がありました。「これは僕がやりたかったのもあるけど、彼女たちにも経験を通して考えて、楽しんでほしかったんですよね。途中までメンバーの中ではサブカルっ子ののんちゃん以外はフェスやる事にあまりピンと来てなかったみたいですけど(笑)。でもイベント数週間前になると『主催者として恥かかないパフォーマンスしなきゃ』みたいな空気になって、すごい頑張ってくれました」
――アイドルだけでなく画家、水曜日のカンパネラ、藤岡みなみ&ザ・モローンズとアーティスト系のラインナップの組み合わせが絶妙でしたね。
「ぼくのアンテナに引っかかるグループ出したら絶対面白いラインナップになるし、ロックバンド時代の人脈も活かせるし、てのはありましたね。最初は無名の地下アイドルから誘われて『なんじゃこりゃ?』て感じだったと思うんですけど、いくつか出演者が決まってきたらOKが出始めて、最終的にいいラインナップだったんじゃないかと。画家さんとの16人編成コラボバンド、画モ!も大好評でしたし」
『ゆるフェスモ!』の最後に披露されたビッグバンド・画家とのコラボ「画モ!」。アイドルのファンもアーティストのファンも違和感なく楽しめる絶妙な出演陣のイベントでした。「1日1会場でやるのがもったいない!」という声が出てたほど。
「そこは狙いたいですね~。オシャレというかヘンテコなグループ混ぜていきたいんですけどね。意識したのは成田大致さんがひとりで始めたフェス『夏の魔物』だったんですよ。あそこまではとても出来ないですけど(笑)。ただ、最初5組くらいで考えてたのが11組になったりとか、欲張りすぎた所多かったのでその辺修正してまたやりたいですね!」
――とまあ、順調に成長していったゆるめるモ!ですが。
「……ただ、その成長がですね、若干ですね、成長したものとちょっとパンクしちゃったものに分かれまして……これはどこまで書いていいのか……」