カナダ/カナディアンロッキー

カナディアンロッキーの大人気リゾート、バンフ(2ページ目)

カナディアンロッキーで人気ナンバーワンのリゾートであるバンフ。世界的な知名度を誇り、たくさんの観光客でにぎわう、町の基本情報、見どころなどをご紹介します。

執筆者:下村 猛


街中でも見逃せない観光ポイントがたくさん

バンフはカナディアンロッキー観光のベースとなる場所ですが、町の中にも押さえておきたい観光ポイントが目白押し。主なポイントを紹介します。

※観光シーズンは主に5月から9月の夏ですが、いずれのアトラクションも冬は営業しています。また、冬場はスキー・スノーボードでの滞在が主流。こちらの情報はカナディアンロッキーのスキー・スノーボードの記事をご参照ください。

バンフゴンドラ(サルファーマウンテン・ゴンドラ)

ゴンドラはバンフで一番人気のアトラクションundefined(C) Travel Alberta

ゴンドラはバンフで一番人気のアトラクション (C) Travel Alberta

バンフの町の南側にある標高2000m級の山で、頂上からはバンフの町を含む、360度の大パノラマが楽しめます。

バンフゴンドラの詳細はこちら>>>カナディアンロッキーの大人気観光、バンフゴンドラ

アッパー・ホット・スプリングス

日本の温泉のような情緒はないけど、これでも立派な硫黄泉 (C) Travel Alberta

日本の温泉のような情緒はないけど、これでも立派な硫黄泉 (C) Travel Alberta

ゴンドラのある山に名付けられている「サルファー」という言葉。これは「硫黄」という意味ですが、その由来になっているのは、19世紀終わり、山の麓で温泉が発見されたため。バンフが今日のような世界的なリゾートになったのは、この温泉が発見されたことがきっかけなんです。

そんなわけで、現在もバンフには入浴できる温泉があり、バンフゴンドラ乗り場のそばで営業しているアッパーホットスプリングスがそれ。日本の温泉とは趣が異なり、入浴には水着が必要なので、温水プールといった雰囲気ですが、漂う硫黄の匂いが、温泉であることを思い出させてくれます。ところで、この温泉は屋外なので、真冬に行くと、氷点下数十度の中での露天風呂に! 体はポカポカ、頭はしゃっきり! という、ちょっと変わった体験ができますよ。

<DATA>
Banff Upper Hot Springs
営業時間:日~木曜/10:00~22:00、金・土/10:00~23:00、夏場は曜日を問わず、9:00~23:00
休業日:年中無休。ただし、定期検査のための休業あり
料金:大人/7.30カナダドル、シニア(65歳以上)・学生(3~17歳)/6.30カナダドル。レンタルタオル、レンタル水着、ロッカーは別料金
アクセス:シャトルバスで町から10分

おススメ、観光&撮影ポイント

サプライズコーナーから見た、真冬のフェアモント・バンフスプリングス。純白に包まれた冬のロッキーは夏を上回る美しさ (C) Banff and Lake Louise Tourism

サプライズコーナーから見た、真冬のフェアモント・バンフスプリングス。純白に包まれた冬のロッキーは夏を上回る美しさ (C) Banff and Lake Louise Tourism

入場料を払うアトラクション以外にも、バンフの町には見どころがたくさんあります。

■ボウ滝
オールドファンには懐かしいマリリンモンローの映画「帰らざる河」が撮影されポイントです。町の中心からは徒歩25分、フェアモント・バンフスプリングスから徒歩10分ほど。

■サプライズコーナー
古城のような佇まいのホテル、「フェアモント・バンフスプリングス」の全景が見えるポイントで、絵葉書にもよく登場する風景。町の中心から徒歩15分ほど。

■カスケード・ロック・ガーデン
記事の冒頭で使用した、バンフのメインストリートの突き当たりにある庭園。国立公園の管理事務所の敷地内ですが、出入りは自由。週末になると、結婚式を挙げたカップルが記念撮影をする光景がしばしば見られます。町の中心から歩いてすぐ。

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