イタリア/イタリアのおすすめエリア

フィレンツェ、ボローニャ他中部イタリア(6ページ目)

南北に長いイタリア半島のちょうど真ん中あたりに位置する中部イタリア。拠点となる街は、フィレンツェやボローニャです。美しい田園風景が広がるトスカーナ州の小さな町「シエナ」や、グルメな街「パルマ」や「モデナ」、独立国家「サン・マリノ共和国」などもこのエリア。各町へのアクセスもご紹介しています。

岩田 デノーラ 砂和子

岩田 デノーラ 砂和子

イタリア ガイド

慶應義塾大学卒業。(株)リクルートを経てイタリアへ。ローマに10年、現在はシチリア州の州都パレルモ在住。 編集・制作の豊富な経験からイタリア・シチリア特集の企画執筆、WEB連載のほか、コーディネーターとしての実績も多数。現地通訳もおまかせ下さい! 国際ジャーナリスト協会会員・イタリア商工会議所認定通訳。

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ボローニャから行く小さな町1 パルマとモデナ

本場パルマで食べてみたい生ハム

本場パルマで食べてみたい生ハム

日本でもよく知られる生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノチーズの産地パルマは、ボローニャやミラノから電車で約1時間の距離にあります。

街の中心地は決して広範囲ではなく、見どころとなるドゥオーモ広場、ピロッタ宮殿、オペラ通に人気のある「テアトロ・レージョ」などは、パルマ駅から歩いて数分の距離。食材店に並ぶ本場の生ハムやパルミッジャーノはお土産にしてもよし、美食の街のレストランで食べてもよし。芸術と食を楽しめるこの街へは、日帰りの旅も楽しい。

また、ボローニャとパルマの中間に、バルサミコ酢の産地モデナがあります。「ユネスコ世界遺産」に登録された、ロマネスク様式の傑作と称賛されるドゥオモや、12世紀建造のギルランディーナの塔がある美しい古都。ボローニャからなら、モデナとパルマの両方を合わせて日帰りで行くことも可能です。

 

ボローニャから行く小さな町2 サン・マリノ共和国

世界遺産ティターノ山にあるサン・マリノ共和国。絶景が楽しめる

世界遺産ティターノ山にあるサン・マリノ共和国。絶景が楽しめる

エミリア・ロマーニャ州きってのビーチリゾート「リミニ」の南方、約25キロに位置するサン・マリノ共和国は、世界で五番目に小さい独立国家。標高750メートルの小高いティターノ山にはりつくように街が形成されています。歴史地区とティターノ山が、2008年に「ユネスコ世界遺産」。

F1デザインのオリジナル切手

F1デザインのオリジナル切手

アクセスは、リミニからバスが完備しています。約1時間で到着する終点の広場で下車すれば、城壁で囲まれた旧市街へはすぐ。この街の見どころは、ティターノ山の尾根沿いに作られた3つの要塞。険しい頂きに建つ要塞からは、アドリア海までを見渡す絶景が楽しめます。

F1の「サン・マリノGP」も行われる街。郵便局やお土産ショップでは、F1デザインの切手も購入できます。 
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