映画/口コミでおすすめのファミリー映画(洋画)

感情表現が不器用な二人が愛おしい「ペーパームーン」

詐欺師の男モーゼの前に現れた、亡くなった元恋人の娘アディ。口が達者で頭の良いアディに助けられ商売繁盛、なかなか良い相棒となり、二人の間に親密な感情が生れてくるのです。感情表現が不器用で空回りする二人が愛おしくてたまらくなる、何度見てもほっこり温かい気持ちになる映画です。主演の当時10歳のテイタム・オニールが史上最年少のアカデミー賞助演女優賞を受賞したことでも知られています。

投稿記事

アカデミー賞助演女優賞を史上最年少で受賞した作品

■作品名
「ペーパームーン」(1973アメリカ)
■監督
ピーター・ボグダノヴィッチ
■主演
テイタム・オニール、ライアン・オニール
■DVD販売元
パラマウント ジャパン

1973年のアカデミー賞で主演のテイタム・オニールが当時10歳で史上最年少の助演女優賞を受賞したことで知られる作品。
(今でもその記録は破られていません)

舞台は1930年代の大恐慌時代。
聖書を売りつける詐欺師の男モーゼ(ライアン・オニール)の前に亡くなった元恋人の娘アディ(テイタム・オニール)が現れます。
アディを親戚の家に送り届けなければいけなくなり、二人は旅に出るのですが口が達者で頭の良いアディに助けられ商売繁盛、なかなか良い相棒となり、二人の間に親密な感情が生れてくるのです。
そばかすだらけでブスくれ顔で、こまっしゃくれたアディ。
不器用だけどなんだか憎めないモーゼ。

主演の二人が実生活で本当の親子ということもあり、アディとモーゼは本当は親子かもしれない……なんて希望を抱いたり、感情表現が不器用で空回りする二人が愛おしくてたまらくなる。
本当に何度見てもほっこり温かい気持ちになる映画です。

実際は73年に制作された映画ですが、大恐慌時代を意識してモノクロで撮影されており、もっと古いクラシック映画のような雰囲気も素敵。
テイタム・オニールが助演女優賞を受賞したのも納得の永遠の名作だと思っています。


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