英語/英語学習アーカイブ

色で感じる英語の世界(2ページ目)

英語と日本語の世界観の違いを表すものとして、色の捉え方の違いがあります。間違って使うとトンチンカンなこともあるんです。両言語の文化的特徴を顕著に示す色の世界をのぞいてみましょう。

水野 稚

執筆者:水野 稚

英語学習ガイド

虹の色の数

日本語では、虹は「七色」が常識ですね。世界中そうかと思いきや、英語圏は一色少ない「六色」が普通です。

日本では、紫、藍、青、緑、黄、橙、赤の7色ですが、英語圏では藍をのぞいた6色とされています。
niji

何色に見えますか?


日本では、緑に近い色までも青の範囲とする傾向がありますが、西洋では紫に近い色も青とする傾向にあるようです。それが、藍色を別の1色として数えない理由かも知れませんね。

順番が入れ替わる不思議

白黒」という表現は英語にもあります。
でも、なぜか「black and white」というように「黒白」の順番になっています。

この理由はわかりませんが、とても興味深いと思いませんか?

この他にも、色が見せてくれる世界はたくさんあります。英語の技術ばかりを勉強していては、こういう単純に「面白い!」と思う感覚をなくしがちです。

でも、こういう面白い発見こそが、外国語の勉強の醍醐味のはずですね。時にはこういった一見役に立たなそうなことが、あとあと宝物になったりするものです。

『老子』にあるように、「無用の用」の話を思い出して、色の世界にどっぷり浸ってみませんか?

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