お風呂 de 英語 実践編
さて、以下は私が当時「やさしいビジネス英語」というタイトルで放送されていた番組への取り組みです。ご自身でアレンジして、使い勝手の良い学習方法にして行って下さいね。実際の手順をお話しする前に、オプションでご用意出来るものを以下に挙げます。よろしかったらご活用下さい。
用意するもの(オプション):ペットボトルのお水やお茶、好きな果物、フェイスタオル、女性なら顔用パックなど
1. ウォーミングアップ
お風呂はそもそも1日の疲れを取って、ゆったりと過ごす場所なのですから、それをはずしてはなりません。まずはゆるりとお湯に浸かり、はやる気持ちを鎮めましょう。女性の方は、クレンジング後にシートパックなどをして、思い切り汗をかく準備をすれば、「文美」両道と相成ります。
2. いよいよ本番
十分に温まるまでに、テキストを音読します。
手が濡れていても構いません。気になる方は、オプションでフェイスタオルを持ち込み、それで手を拭けば問題無し。
この時、まだラジオ番組は流れていません。ラジオ放送ではなく音源を利用して学習する方は、十分な大きさで聞き取れるように設置場所を選びましょう。手が濡れて機械操作に不安がある方は、リピートボタンなどで繰り返しCDなどの音源が流れるようにしておけば良いでしょう。
3. 音読の作法
月曜日でも、月曜日から金曜日のダイアローグすべてを音読します。火曜日も、月曜から金曜日までのダイアローグすべてを音読します。水曜日以降も同様です。
わたしはラジオで聞いていましたので、放送番組が始まる前までに5ダイアローグ読むことにしていました。
当時は毎日違うダイアローグが放送されていましたので相当量になりましたが、とにかくすべて暗誦するつもりで繰り返し、滑らかに読めるまで読みまくります。
4. 番組開始
いったん番組が始まったら、テキストは閉じて、ペットボトルのお茶を飲んだり、イチゴやブドウをつまんだりしながら集中して聞きます。先程暗誦するつもりで読んだ英文が、どれほど1回目のダイアローグが読まれた時に聞こえるかをチェックするのです。
あとは、先生の指示に合わせてリピートしたり英文を作ったりという作業をします。どうしても気になる箇所がある時には、テキスト見ても構いません。
5. 番組終了後
放送は20分ほどで終了です。放送後に、もう一度当日の分のダイアローグのみをテキストを見ながら音読します。
これを月曜日から金曜日まで時期を決めても良いので(1ヵ月間など)、みっちりやってみて下さい。月曜日にも火曜日にも1週間分すべてのダイアローグを読む訳ですから、金曜日にはもうダイアローグを覚えてしまうくらいになります。
覚えているものしか、日常でもビジネスでも口からすんなりとは出てきませんよね?
お風呂の時間を利用して、頭でっかちになりがちな英語学習を身体を使って実践してみて下さいね!