万座温泉とは? 日本一の標高を誇る温泉街について

万座温泉は標高日本一の温泉街!おすすめ観光スポットを紹介

万座温泉中心部に位置する万座プリンスホテル(正面右)と、万座高原ホテル(左側)


万座温泉は標高1800mの山岳温泉で、通年営業している温泉街(複数の宿がある)としては、濁河温泉(岐阜県)とともに日本一の標高を誇っています。ちなみに、通年営業の一軒宿では高峰温泉(長野県、1950m)、夏期営業の一軒宿ではみくりが池温泉(富山県、2430m)が温泉として日本一の標高です。

このような山岳温泉でありながら、各宿の規模は意外な程大きく立派で、しかも大半の宿で露天風呂を完備しているのも特筆されます。

今回は群馬県の山岳温泉、万座温泉を紹介します!
   

万座温泉の源泉・泉質

旅館万座亭の内湯

旅館万座亭の内湯は、伝統的な雰囲気が好ましい

万座温泉の源泉は複数ありますが、基本的に酸性の硫黄泉で、日本最高の硫黄濃度を検知した源泉もあります。とはいえ、それは源泉での話であり、浴室では適度な硫黄濃度に曝気されています。

白濁の湯が多いものの、万座高原ホテルには湯の色が黄色に見える浴槽もあります。硫化水素が篭らない露天風呂では、特に濃厚な湯が期待出来るので、内湯好きな人でも、意識して露天風呂に入ってみるのがお勧めです。
 

万座温泉のおすすめ旅館・ホテル

旅館万座亭のロビー

旅館万座亭のロビーは、重厚感が素晴らしい

万座温泉を代表する宿は、やはり日進舘だと思います。もともと日進舘は湯治宿で、旅館部の方は万座温泉ホテルと名乗っていましたが、日進舘の方が通じるので、結局、日進舘にが正式名称になりました。以前は崖の下に、古めかしい自炊棟や浴場が並んでいて名物でしたが、水害で無くなってしまったのは残念です。しかし、今でも良質の温泉を存分に楽しめる宿として知られます。

万座温泉にはプリンスホテルもありますが、同じ系列の万座高原ホテルもあり、宿泊者は双方の風呂に入れるようです。温泉の面では万座高原ホテルの方が特色があり、万座では珍しい黄色い湯が満たされた浴槽が露天エリアにあります。この大露天は女性は湯あみ着を着て入る混浴になっているのも、プリンスホテル系列の宿としては珍しいと思います。

実は、他の宿もなかなか立派で、今回意図的に旅館万座亭の写真を多く使っているのも、その立派さを見せたいと思ったからです。つまり、特にハードの面が印象的です。また、万座ホテル聚楽は、逆にソフトの面が印象的で、日帰り入浴で利用しただけでも、宿として頑張っている感じが伝わって来ます。

なお、素朴な秘湯風情がお好きなら、群馬県ながら唯一信州秘湯会に加盟している豊国館や、湯の花旅館があります。
 

万座温泉のおすすめ入浴施設

豊国館の露天風呂

素朴な秘湯の宿「豊国館」の泉質は断然素晴らしい

万座温泉には入浴専門の施設はありませんが、どの宿でも日帰り入浴を受付けています。しかし、大規模な宿では1000円から1500円の入浴料になってしまうので、手軽に万座温泉の湯を体験したいのであれば、豊国館がお勧めです。お湯も非常に良いと感じるので、泉質重視の方にもお勧め出来ます。

続いて、万座温泉の観光スポットをご紹介します。

 

万座温泉のおすすめ観光スポット

国道292号万座温泉付近

夏は国道292号で志賀高原や草津温泉との周遊が楽しめる


万座温泉は冬は有料道路でしかアクセス出来ませんが、夏は国道292号で草津温泉経由で行けば有料道路を通る必要がありませんので、夏のメインルートは草津経由であろうと思います。なので、草津温泉も合わせて満喫する事が出来ますし、志賀高原を経由して、湯田中渋温泉郷や、野沢温泉方面や秋山郷にも行けますし、山田牧場経由(万座峠経由ではなく)で七味温泉方面に下る事も出来ます。

万座温泉自体は群馬県ですが、このように長野県はもちろん、新潟県まで視野に入れて、広域で周遊して楽しむのに最適な位置関係なのです。

もちろん、普通に南下して、嬬恋周辺や軽井沢に寄るのも良いコースです。日本の温泉地の中でも、これ程の周遊ルートの選択肢がある温泉も、極めて珍しいと言えると思います。それを活かす為にも、国道292号が開通している期間が特にお勧めの季節になります。

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